R&Bは終わらない・・・忌野清志郎、来日!

あの忌野清志郎が銀幕に帰ってくるexclamation

“KING OF ROCK”と称され、愛と平和を歌い続けたミュージシャン忌野清志郎の映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1 入門編~』が、2015年2月10日(火)より全国公開されます映画
清志郎
映画は1980年代から2008年2月10日に日本武道館で行われた伝説の「完全復活祭」まで、さまざまな時代の清志郎のライブ映像で構成されたライブドキュメンタリー。この清志郎の映画プロジェクトは、毎年彼を“復活”させるべく、来年以降も「#2」「#3」と続いていくそうです。

■忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1 入門編~ 予告編ロングver.

「入門編」を銘打った第一弾では、バンドとの共演映像、本邦初公開の貴重なシーンなどをミックスした2時間のパフォーマンスは、RCサクセション~ソロとして清志郎のキャリアを代表するあの曲やあの曲がずらりとセレクト。ホームグラウンドとした日本武道館や日比谷野外音楽堂での選りすぐりの名演や、1984年の西武球場や、2008年の「完全復活祭」といった伝説のライ ブ、ブッカー・T&ザ・MG’sやBLOCK HEADSといった海外の強者バンドとの共演映像、本邦初公開の貴重なシーンなどをミックスした2時間のパフォーマンスは、まるで一本のコンサートを見ているよう・・・・
公式ホームページより抜粋)

コンサートに行きたかった私にとっては、とても気になる作品。
小学生のとき、テレビで歌っている清志郎の姿をはじめて観たときのことを思いだす。
夜のヒットスタジオで、坂本龍一とのコラボ曲「い・け・な・いルージュマジック」を歌う姿に衝撃を受けて以来、清志郎は大好きなミュージシャンのひとりに。初めて憧れた大人だったかもしれない。
もちろんレコードやCD、ライブDVDも大体所有しているのだが、清志郎のコンサートには行った事がない・・・。
いつでも観に行けるし、病気もどっかできっと大丈夫なんだろうと思っていた。
しかし2009年、清志郎は逝ってしまった。
「嘘だろ! この前、完全復活祭をやったばかりじゃないか!」
清志郎が死んだと聞いたときは茫然自失。この世に清志郎がいないなんて信じられなかった。
そして、もの凄く後悔。
生で清志郎を観たかったし、あの歌声を聴きたかったなぁ・・・と。
コンサートに行くチャンスはいくらでもあったのに、一度も行かなかった自分に対して腹が立つ。

忌野清志郎は、RCサクセションを率いて1970年にデビュー。
初期の名曲「ぼくの好きな先生」を始め、「スローバラード」、「雨あがりの夜空に」、「トランジスタ・ラジオ」などなど、多種多様なヒット曲を放つ。

■ぼくの好きな先生

■スローバラード

■雨あがりの夜空に

■トランジスタ・ラジオ

清志郎を見ていると、ピュアでやさしい人間だというのが伝わってくる。
ステージ外での彼はとてもシャイでかわいらしい人柄だが、ステージ上ではまさにキング。
パワフルなパフォーマンスで、オーディエンスをいつも熱狂させてきた。
明快日本語ロックのスタイルは後に数多くのミュージシャンに影響を与えた日本ロック界の宝ぴかぴか (新しい)
奇抜な衣装にド派手なメイク、心に響く独特な歌声はソウルフルで誰にも似ていない、唯一無二の存在だ。

また、発売中止、放送禁止など何かと騒動を起こすアーティストでもあった。
「原発」「君が代」「北朝鮮」など世間的にタブーとされる問題にあえて突っ込み、日本の矛盾に抵抗する姿勢をたびたび見せることも・・・。

1988年6月、東芝EMIからアルバム『COVERS』を発売予定だったところ、反核、反原発の歌詞が問題になり急遽発売中止。
「素晴しすぎて発売出来ません。」という東芝EMIの謝罪文が新聞や雑誌広告に掲載されたことも大きな話題に。(その後原盤が返却され、古巣のキティレコードからリリース)

『COVERS』の発売中止騒動を受けてゼリー(忌野清志郎によく似た人物という設定)という名で活動したザ・タイマーズでは様々なミュージシャンのライブ・イベントに乱入を繰り返すなど過激な行動が目立つようになる。
お茶の間を一番驚かせたのは、やはりFM東京事件ではないだろうか。
生放送の「ヒットスタジオR&N」出演時に、突然リハーサルとは違う曲を歌いだしスタジオを騒然とさせる。「FM東京 腐ったラジオ~ 何でもかんでも放送禁止さ~ ●●野郎、FM東京!」
放送禁止用語を用いてFM東京を罵倒した曲を歌いだしたのだ。
これは、ゼリー(清志郎)の友人であった山口富士夫との共作でティアドロップスの曲「谷間のうた」と、『COVERS』収録の「サマータイム・ブルース」を放送禁止にしたFM東京への報復だったとのこと。

その貴重な映像をご覧になりたい方はこちらから。
■ザ・タイマーズ/ヒットスタジオR&N

まあ、他にも度々騒動は起こしているのだが、それも彼の魅力のひとつ。
色々迷惑をかけられたはずのテレビやラジオに出演し続けられたのは、清志郎の歌には人を引き付ける大きな魅力があり、彼が本物のロックスターだったからに違いない。

2006年には、喉に癌が見つかったと公式ホームページで発表。
癌を「新しいブルース」と表現し「何事も人生経験と考え、新しいブルースを楽しむ様な気持ちで治療に専念できれば。またいつか会いましょう。夢を忘れずに!」と前向きに受け止め、活動休止。
医者には手術を促され、声を失うことを宣言されていたが、その手術を拒否し、放射線治療や抗がん剤治療、玄米菜食を中心とした民間療法などで完治を目指した。

2008年には、遂に日本武道館にて『忌野清志郎 完全復活祭』と題した単独ライブを開催。
ファンの誰もが完全復活を確信したはずだった・・・
しかし『完全復活祭』の5ヶ月後、左腸骨への癌の転移を発表し、再びライブ活動を休止。
通院しながら徐々に活動を再開していたが、2009年、容態が急変し天国へ・・・。

清志郎のやさしい歌や、時に過激なメッセージを叫んでは若者や社会に大きな影響を与え続けてきたキング・オブ・ロックの姿は、もう過去の映像を観る事しか出来ない。
映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1 入門編~』、観たら泣いちゃうかも・・・
若い世代の方にも是非観て頂きたい。
約40年も前に日本にもこんなかっこいいバンドがいたんだ!と思うことでしょう。

◇映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1 入門編~』

公開日:2015年2月10日(火)
上映時間:126分

【全国共通鑑賞券】
劇場当日券:2,500円(税込) 前売券:2,000円(税込)
前売り券は11月8日(土)正午~2月9日(月)23:59まで発売

※ 前売特典(バックステージパス風サテン地ステッカー)
pass

(杉澤)


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