夏休みの工作宿題に簡単3Dホログラム

ホログラムといえば、映画「スターウォーズ」の劇中にてレーザーで立体映像を映し出すシーンが印象的ですが、あのような技術はまだまだ研究段階にあり、現実的には「何かしらに投影して擬似的に立体映像のように見せる」という手法が一般的です。
昨今ではイベント等でマッピングと組み合わせて使用される事も多く、その品質は年々向上しています。

弊社でCGを制作したラグーナテンボスの「ミスティノーチェ」でも、特殊スクリーンや噴水に映像を投影し立体的な映像を演出しています。

■夏の夜を彩る、花火スペクタキュラ「ミスティノーチェ」期間限定開催♪
http://www.lagunatenbosch.co.jp/lagunasia/entertainment/index.html

そんな中、先日ネット上に「スマホを使って自宅で3Dホログラムを楽しむ方法」という記事と動画が紹介され、世界中で話題となっています。

■Turn your Smartphone into a 3D Hologram | 4K

この試みが面白いのは、自宅にある物を利用してディスプレイ装置を作ってしまうという事。
簡単そうなので作ってみました。

用意するのは「方眼紙/CDケース/テープもしくは接着剤/ペン/はさみ/スマートフォン/ナイフもしくはガラスカッター」と、本当に家に転がっているもの。
とりわけ、面倒くさがり屋の私は方眼紙は使用せず「上辺1cm×底辺6cm×高さ3.5cm」の台形をプリントアウトし、それを台紙として使用。
IMG_1321

で、出来上がったのがこの簡易ディスプレイ装置。
IMG_1326

デモに使える専用ムービーがYoutubeなどで紹介されているので、
■Hologram Technology – HOLHO 4 Faces Pyramid demo

スマホでこの動画を再生しディスプレイを乗せて部屋の電気を消せば、自宅で簡単にホログラム映像が体験できます。

さて、ここまでなら他の情報サイトと同じ。弊社はご存知映像制作会社なので、オリジナルのホログラム動画を作成してみる事にしました。

まず上記の動画を解析してみると、映像は4面レイアウトされているものの、これはディスプレイの各面に投影される為だけにあり、組み合わさると立体的に見える、といった事では無さそうです。

ならば話は簡単。1つのムービーを回転させ、4箇所にレイアウトすれば良いだけです。

16:9画面の中央に正方形を配置し、その対角線で区切られた範囲内がディスプレイの1面になります。

スクリーンショット 2015-08-10 3.33.57

ここで注意。ディスプレイに「反射」させる事になるので、各オブジェクトは左右反転させておきましょう。
スクリーンショット 2015-08-10 3.38.46

あとはお手持ちの映像編集ソフトでお好みに仕上げれば、あっという間にオリジナルのホログラム専用動画の完成!
今回は弊社のロゴマークを使ってムービーングロゴを作成してみました。

ホログラム ムービングロゴ

これを実際にスマホで再生してみると…

おお!ムービーが空中に浮いている(ように見える)ではありませんか!
画質が悪いのでその感動が伝わらないかもしれませんが、実際にはくっきりと映しだされていました。

以下のコツを活かすとより楽しむことが出来そうです。

・黒みは透けるので、範囲内で収まるモーションにするとより「浮いている感」が演出できる。
・スマホの操作やディスプレイの設置などに手間取るので、なるべく長尺の方が良い。
・1面の画像サイズが小さいので、あまり細かい表現は向いていない

もちろん単純なスライドショーでも、このディスプレイで見るだけでその感動数倍に膨れ上がります。
下記にサンプル動画を用意してみましたので、世のお父さん達はお子様の夏休み工作宿題の参考にしてみては如何でしょうか!
BGMやお子様のナレーションも加えれば、より高い完成度になりますよ!

■天気図(使用画像:tenki.jp)

■昆虫採集

■旅行記

(石井)