ゲスい!でも好き!エゴン・シーレ!

2016年もいよいよ残り2日となりました!
来年公開予定の面白そうな映画はないかなぁ~と探していたら

ありました。エゴン・シーレ!!!

独特な色使いと生々しいエロティシズム・・・
わたくしの一番好きな画家です。
そのシーレの伝記映画『エゴン・シーレ 死と乙女』が1月に公開されるということで楽しみです!

クリムトと並び世紀末ウィーン美術史に燦然と輝くエゴン・シーレ。
スキャンダラスな逸話と挑発的な名画の数々を残しています。
シーレとクリムト。両者に共通するテーマは「生と死」、そして「エロス」です。
当時は保守的な時代。エロスをテーマとすることは、とても風当たりが強かったそうです。

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そんな中、シーレは16歳の妹をヌードモデルにし、近所の子どもを誘い込んで勝手に絵の題材にしたり、ついには13歳の少女を誘拐した容疑で逮捕。
クリムトから紹介されたモデルのヴァリ17歳と同棲を始め熱烈な恋愛関係に。ヴァリは彼の「運命のミューズ」であり、日常の世話をしてくれる母代わりでもあったのですが、アトリエの向かい側に住んでいた中産階級の令嬢姉妹アデーレとエディトともいい関係に。
シーレは経済的な基盤を得るためにこの姉妹のどちらかと結婚することを考えます。
そして突然ヴァリに別れを告げ、エディトと結婚を決めるのです!

この結婚にはヴァリとの関係を断つ事が条件でしたが、シーレはヴァリに結婚後も年に一度は水入らずでバカンスに行こうと持ちかけたといいます。実際のところはエディトとヴァリの両方を繋ぎ留めたいと考えていたのです。ゲスい!
ショックを受けたヴァリは二度とシーレの前に現れなかったそうです。

今の時代では許されないゲスっぷりのシーレですが、圧倒的天才で28歳の若さで亡くなった美青年のドラマティックな人生!そりゃ映画にもなるってもんです!

過去には1980年に公開された『エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々』という映画がありましたね!
モデルであり恋人のヴァリ役にジェーン・バーキン、音楽があのブライアン・イーノという豪華なメンツ。肝心な内容は、エゴン・シーレについて語られていることを一通り辿ったような感じで少し退屈だった記憶があります。

1月公開の映画「エゴン・シーレ 死と乙女」はどんな描かれかたをしているのでしょう。
タイトルの「死と乙女」とは、ヴァリをモデルに描いた最期の絵でありシーレの最高傑作。
この映画で、名画「死と乙女」に隠された新たな物語が見られるのでしょうか。

映画「エゴン・シーレ 死と乙女」は2017年1月28日より東京・渋谷のBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開!

(杉澤)


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