サントラのススメ(3)

映画やTVドラマにとって重要な役割を担う音楽。
サントラのススメ(1)サントラのススメ(2)で、これまでに22枚のサウンドトラック盤を紹介させていただきました。今回も本編を観ていなくても音楽だけでも充分に聴きごたえのあるお勧めのサウンドトラック盤を、私物のレコードの中から少しだけ紹介させて頂きます。(私の好みなので60~70年代モノが中心です。)

それでは1枚目・・・


『SESSOMATTO』(73年)/Armando Trovajoli
アルマンド・トロヴァヨーリによる、イタリアお色気コメディ映画の最高峰『セッソ・マット』のサントラ盤。スタイリッシュ&エロティック&グルーヴィーな音楽は最高にヒップ!!
とくにメインテーマの「Sessomatto(色情狂)」は最高!
マヌ・ディバンゴが放ったディスコ・ヒット”Soul MaKossa”が元ネタのこの曲は、女性の喘ぎ声と笑い声を効果的に使用していて言うこと無しのカッコ良さです。
フリッパーズギターの”GROOVE TUBE”の元ネタですね。この3曲聴き比べてみましょう。

Sessomatto / Armando Trovajoli

Soul MaKossa / Manu Dibango

GROOVE TUBE / Flipper’s Guitar



『LA METAMORPHOSE DES CLOPORTES 帰ってきたギャング』(66年)/Jimmy Smith
フランスのピエール・グラニエ・ドフェール監督による、コミカルな泥棒アクション映画。
ジャズ・オルガン奏者のジミー・スミスが手がけたサントラと言えば、異例の大ヒットを記録した『The Cat』が有名ですが、本作はその翌年’65年に録音された作品です。
オルガン・ソウル・ジャズで、スウィンギンなナンバーからムーディーなナンバーまで、格好良過ぎのシネ・ジャズ作品。



『GAILY, GAILY シカゴ・シカゴ/ボスをやっつけろ!』(69年)/Henry Mancini
巨匠ヘンリー・マンシーニが手がけた知る人ぞ知る傑作サントラ!
ディキシーランドジャズ風の明るいサウンド多し。
男女のコーラスが美しい「Tomorrow Is My Friend」や、DJにも人気のスウィンギーなヴォーカル・ナンバー「There’s Enough to Go Around」収録!!

There’s Enough to Go Around/Henry Mancini



『MIDNIGHT COWBOY 真夜中のカーボーイ』(69年)/JOHN BARRY
ジョン・ヴォイト、ダスティン・ホフマン主演のジョン・シュレンジャー監督の映画。
アメリカンニューシネマの代表作です。
フレッド・ニール作詞作曲のハリーニルソンが歌う主題曲「Everybody’s Talkin’ (うわさの男)」は、CM曲でよく使用されているので一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
また、トゥーツ・シールマンスのハーモニカが印象的な「MIDNIGHT COWBOY(真夜中のカーボーイ)」も切なさを見事に表現した名曲です!

Everybody’s Talkin’/Harry Nilsson

Midnight Cowboy/Toots Thielemans

・・・では、今回はこの辺で。
紹介したい素晴らしいサントラ盤はまだまだありますので、またの機会に紹介したいと思います。

(杉澤)