「Auto-Tune」がもたらした革新とは(その④)

一年以上に渡り、音程補正プラグインとして、
そしてケロケロボイスエフェクターとしても有名な
「Auto-Tune(オートチューン)」の歴史を紐解いてきたこの連載。
そろそろみなさんも実際に「Auto-Tune」を使ってみたくなってきませんか?

でも、「Auto-Tune」ってお高いんでしょ〜?
その前にまずDTM(デスクトップミュージック)の機材を揃えないと…

そんなあたなに朗報です!

DTM環境がなくとも、iPhoneを持っていればお手軽に「ケロケロ体験」ができるんです!

と、その前に、この「Auto-Tune」に関連した過去の記事は下記よりご覧ください。

・「Auto-Tune」がもたらした革新とは(その①)
・日本人ヨーデラー石井健雄+オートチューン=チキンアタック!CCAC!!
・「Auto-Tune」がもたらした革新とは(その②)
・「Auto-Tune」がもたらした革新とは(その③)

【気軽にケロケロ編】
「Auto-Tune」開発・発売から約20年。
ついにスマホアプリとなり、私達でも気軽に体験できるようになりました。

それがこちら、iOS用アプリ、その名も「Auto-Tune Mobile」!!

Auto-Tune Mobile

単純にケロケロボイス風にするアプリであれば「I Am T-Pain 2.0」や、ボコーディング(いわゆるロボットが歌っているような加工)も行える「Voloco」なども存在しますが、この「Auto-Tune Mobile」は、製品版「Auto-Tune」を販売するAntaresが認めた、いわば本家本元「Auto-Tune」の簡易版。


ユーザーインターフェイスにバッチリ「Antares」のロゴ!信頼の証です。
というよりも見た目がまんま「Auto-Tune EFX3」ですので、
知ってる人にとっては扱いやすい仕様となっています。

簡単に操作方法を説明しますと、

 ①iPhoneにイヤフォンを接続
 ②「Audio Out」をON
 ③Retune Speedを「Auto-Tune Effect」に設定
 ④iPhoneのマイクに向かって音程をつけて喋ってみると…

なんということでしょう!アナタの声がケロリンQ
(第一声を「One More Time!」と言ってしまうのは、オトチュンあるある)

これを外部に出力すれば、リアルタイムにケロケロボイスで歌を楽しむ事もできます。

2013年の初登場からバージョンアップを繰り返し進化。
MIDIを介して外部と接続もできるなど、現場で実践的に使える機材としても好評です。
「Auto-Tune」製品版が6万円近い金額すること考えると、
600円でこのケロケロ機能は大変お得感がありますね。

ということで、私も早速体験!
スタッフ所有の仮ナレーション収録機材を拝借し、
「Auto-Tune Mobile」を使って歌ってみた!


BGMが壮大過ぎますが、気にしないケロ!
周囲にいたスタッフには申し訳ないですが、思いっきり気持ちよくケロってみました。

抜群にケロケロしてますね。

ケロリすぎている箇所や、レイテンシー(遅延)は気になるものの、
操作や設定の工夫で対応できる問題でしょう。
何よりもリアルタイムで使えるとなれば、
パーティーキッズにとってマストアイテムですネ!

憧れの「Auto-Tune」がアナタのお手元に。
梅雨のジメジメを吹き飛ばし、皆さんも「ケロッて」みませんか?

(石井)

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