Apple ProResをWindowsで使う方法?

prores_img
以前、MACで映像編集をされている方に便利な「プロ向け」のアプリケーションを紹介しました。

私自身は業務効率化のためFCP(FINAL CAT PRO)に見切りをつけてサクッとWindowsに切り替えて2年がたちますが、レンダリングは速いし、メモリーいっぱい積めるし、グラボも自由だし言う事なしですぴかぴか (新しい)

ただ、一つの大きな問題を除いて。
───それは、コーデック※1

と、いうわけで今回はこの“コーデック”について紹介します。

コーデックは映像編集の際、容量の大きい動画ファイルを圧縮する時に用いられるプログラム。
MACにはプロの間でもっともよく使われている「Apple ProRes」がもちろん標準で入っていますが※2、Windows には映像編集向けのコーデックが標準では皆無に等しいのです。
そのため、圧縮形式に対応しているコーデックを自分で入手してPCにインストールする必要があり、コーデックが無いと動画ファイルを再生することができませんバッド (下向き矢印)

ちなみに編集はPremierで行っているのですが、こちらもまさかの専用コーデック無し・・・。無難なところで、DNxHD※3もしくはHQX※4という選択肢なんでしょうが、他社のノンリニアソフトのコーデックは精神的に気持ち悪いです。

そしてこのコーデック絡みで良くある問題が「ProResで納品」とか「ProResで素材を下さい」と言われる事。
「Windowsなんですけど」とも言えず・・・・・・泣く泣くMACで変換ですたらーっ (汗)

どうか神様、アップル様、WindowsにもProRes を!とまでは祈っていませんが(笑)、ググってみるとまさかのWIN専用がdouble exclamation double exclamation ・・・という人は結構多いのではないでしょうか。

でも残念なことに、当然ながらApple社のライセンスはそれはもう厳しく、実際に世の中で出回っているWindows用のProResソフトはほぼライセンス違反です(あえて名前は挙げませんが)。そんな中、Apple公式サイトのサポートに承認ソフトのリストやハードの情報が詳しく掲載されているではありませんかdouble exclamation

ProRes
http://support.apple.com/kb/HT200321?viewlocale=ja_JP

リストを見ていくと、その中の一つに希望が・・・。
何とWindowsでProResの書き出し可能なソフトがあるのですひらめき

それは、「ASSIMILATE社 SCRATCH
scratch_1
これはかなり本気のDITソフトで上記の軽いノリの問題を解決するには、気軽に手を出せません。
scratch_2
ん? さらによく見ると1日の利用で「150ドル」って、つぅかレンタルかい!!!

とはいえ、これまでWindowsへの対応をしてくれなかったアップル様が妥協してきた??
何気に今後は期待しちゃってもいいですかね??
そうなってもFCPは絶対に使いませんが(笑)。

WindowsとMAC OSの両方をサポートし、幅広いPC環境で動作するのがウリのSCRATCH、気になる方は一度試されてはいかがでしょうかパソコン

※1 この記事では映像用の圧縮、再生用のプログラムを指します。
※2  OSのバージョンによっては最新のコーデックが利用できない場合があります。
※3  AVID社DNxHDコーデック
http://www.avid.com/JP/industries/workflow/DNxHD-Codec
※4  grass valley社 HQXコーデック                  http://pro.grassvalley.jp/catalog/edius/pdf/HQX_Whitepaper

(伊東)