PEOPLE 02対談:木野内 さやか – 竹山 杜夢 – 古市 あずさ柔軟な対応と
スピードを生み出すチーム力

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キックファクトリーでは社内外のスタッフがチームを組んで、いくつもの企業のプロモーション映像を手掛けています。
頻繁にチームで動いている3人の社員が
仕事で重視している点をはじめ映像制作の進め方や特徴を対談形式で紹介します。

プロデューサー 木野内 さやか

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エディター 竹山 杜夢

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プロダクションマネージャー 古市 あずさ

各自のスキルを最大限に引き出す

木野内:
当社の特徴は、それぞれの個性と長所を活かすプロデュース集団という点です。少数精鋭ですが、一人ひとりが色(個性)を持っており、そのフィルターを通して具現化できることが当社の対応力を支えています。新卒入社2年目にして、すでにSNSの動画やマーケティング関連の中核を担っている社員も。もはや、SNSの縦型動画の影響力を無視することはできなくなっていますからね。
古市:
中核を担っている、といわれるとプレッシャーや責任を大きく感じますが、確かに、SNSでの動画活用は、企業の広告やブランディングに外せないものとなっていると、日々感じています。SNS動画のトレンドを常に情報収集し、新たにどう仕掛けていけるか等を考え、さまざまな企画立案に携わっています。
木野内さんは、プランニングからシナリオ制作、ディレクションにも携わるなど、映像制作に関わるすべてをコントロールする立場が多いので、私もそんなプロデューサーになれるよう、自分なりに今できることを着実に進めている状況です。
木野内:
私がやっているから、というよりも、自分のやりたいことを活かして、新たなプロデューサー像を作っていってほしいかな。私の入社当初は、音楽関係の仕事がしたいという想いが強く、無謀にも音楽番組の企画書を提案したり、ミュージックビデオが作りたいんです、と色々なスタッフに話をすることで、実際に実現できた仕事がたくさんありました。やっぱり自分が熱意を持ち、進んで提案ができない仕事では、お客さまに喜んでいただくことはできないと思っています。自分の得意なことで得た知識を活かした経験から視野を広げ、古市プロデューサーとして成長していくところを、先輩として見届けていきたいな、と思ってます。
成長と言う点では入社7年目(2025年4月時点)の竹山くんは、編集という立場なので、プロデューサーとは少し異なるけど、年を追うごとに考え方は変わってきましたか?
竹山:
そうですね。がむしゃらに映像編集を行ってきた入社後の数年を経て、少し客観的に、動画の仕上がりを確認できるようにはなりました。しかしながら、まだ自分の弱い部分の勉強や、編集にもトレンドがあるので、それらを意識したクリエイティブの追及は、常にし続けなくてはならない、と感じています。またあわせて効率的な作業を意識するなど、クオリティとスピードを共存できるような体制を心がけています。
木野内:
そうだよね、なかなか難しいけれど、お客様の立場に立って仕上がりを確認したりすることは大切だと感じています。また、スピ―ドは弊社において重要視していることなので、これは非常に大切なポイントだよね。編集が社内で完結することで、お客様に対するさまざまなレスポンスを速く行えることが、当社の強みでもあります。

視聴対象を意識した
映像作り

木野内:
「企業PR」や「新商品」「サービス」などを扱う私達は、クライアントの思いを汲み取って映像化するのがミッションです。プロデューサーとしてクライアントの意向を聞いていくのですが、担当者と商品開発者では作りたい方向が同じではないケースもあります。
古市:
それらを調整して映像にまとめるのは、なかなか難しいと感じています。
木野内:
そうだね。でも、忘れてはいけないのは、最終的な視聴者は誰なのかという点。これにおいては「なぜ、このような演出をするのか」を丁寧に説明をすれば、最後に意見はまとまります。
竹山:
編集でも情報を視聴者にどう伝えるかは強く意識するようにしています。
木野内:
他には「スケジュールをキッチリ守って進む」「レスポンスは早く」など映像のクオリティだけでなく、色々な意味の「スピード」を大切にしているのも私達の特徴と言えますね。これはキックファクトリーが掲げる企業バリュー(価値や強み)として全社員が意識しているところです。
竹山:
スケジュールの前倒しで、納品ギリギリでのハプニングなどへのリスクヘッジができます。
古市:
打ち合わせや現場などで、お客様との円滑なコミュニケーションも、結果的には「スピード」に影響を及ぼしていると感じています。制作プロセスにおけるコミュニケーションが無いと不信感を生む原因になりかねません。細かな情報共有や、要望や提案を丁寧に行うことで、進行状況を可視化するやり方を心がけています。
そして、お客様だけではなく関わったすべての人に「楽しい仕事だった」「またキックファクトリーと一緒に仕事がしたい」という感想を持ってもらえると、映像自体のクオリティもワンランクアップしているんです!
木野内:
確かに一理あります。妥協なく進行する制作のプロセスが、最終的には映像のクオリティに影響するね。
竹山:
スピードの実現では、グループ会社に撮影技術会社のジーンがあるのもキックファクトリーの強みですよね。撮影のセッティングがすぐに実行できる環境だからこそ、時間をロスせずにスピーディな準備が可能になります。

株式会社ジーン:https://www.jeen.co.jp/

スピードが高める
映像のクオリティ

木野内:
スピードって、手を抜いて作業することではなくて、瞬時の判断だったり、初動の速さが生む余裕のことなんだよね。皆がスピードを意識して対応することで、お客様には確認する時間の余裕が生まれ、我々にはその後のスケジュールに関する余裕ができる。その時間で、新たな提案やアイデアも生まれるし、プライベートの時間も増えたりもするよね。
古市:
タスクは溜めない、ということは意識していますが、その順番も時には変えるなどの判断も必要ですか?
木野内:
そうだね。対お客様、スタッフ、それぞれによって状況は違うけど、臨機応変に変えていく必要はあるよ。まずは、手持ちのボールは少しでも早く投げ返すことが大事。
竹山:
確かに。よくわからなくて悩むぐらいなら相談した方がいいですよね。
古市:
相談、連絡大事ですね。
木野内:
仕事を受ける立場ではあるけれど、お客様により喜んでいただける映像を作るためには、こちらが先導する、導いていく立場でいないといけないと思っています。まぁ、予定より早く試写映像を提出したら、修正の回数が想定より多く発生した、なんてこともあったりはするけど(笑)。
竹山:
それはお客様の「もっと」を引き出したということで(笑)、クオリティの向上につながっていると感じています。

高いリピート率による
良い循環

木野内:
スケジュール進行のスムーズさや、急な変更にも柔軟に応える、などの姿勢を続けることで「リピート受注率」を高く保てている、というのはありますね。
竹山:
毎年いただけるシリーズの案件がくると、もう1年経ったのか…という年月の早さを感じるとともに、昨年より良い映像を作らなきゃいけないと身が引き締まります。
古市:
「顧客からの評判が良い」「分かりやすい」などを理由に、再びお声掛けいただけるというのは、とっても励みになりますね。
木野内:
リピートいただけることは、我々の利益だけではなく、お客様の手間も時間も費用も減らすことにつながります。
お客様にとって内容を一から説明する必要がない、というのは非常に大きいでしょう。また、お互い前回の反省点を振り返ることで、無駄なコストを省くこともできたりします。
古市:
レギュラーの案件では「次回はもっとこうしたら円滑に進むのではないか」などを常に考えることで、的確な改善が生まれているのですね!
竹山:
そう、ただ何度やっても、生配信案件だけは毎回、緊張感がありますけどね(笑)。
木野内:
そのサイクルが上手く回るとクオリティアップにつながっていくね。ライブ撮影や生配信の緊張感と終わった時の一体感や清々しさは、楽しい仕事と思える瞬間でもあるけどね!
尾内・竹山:
ですよねぇ!

チャレンジは恐れず
企業の強みに変える

木野内:
今、私がクライアントや広告代理店と進めている案件の企画、シナリオ、プロデュースという流れと平行して、SNSの動画、縦型ショートドラマ、生成AIを活用した動画制作など、時代の流れやトレンドは常にキャッチアップする。そして、実現可能なことは、すぐに実行に移せる行動力に期待しています。
古市:
はい、 動画のトレンドや技術は目まぐるしく変化していて、その中でもSNS動画はより早いと感じています。また、SNSに特化した縦型動画は、構成や演出の面でこれまでの映像制作の常識が通用しないことも多くあります。だからこそ、日々のトレンド調査や、ユーザーの視聴習慣、アルゴリズムなどのリサーチも重要となっています。短尺でもしっかり伝わる構成や、一瞬で目を引く演出など、自分、そして弊社ならではの、SNS動画アプローチを構築し、実行、結果、さらなる提案につなげていきたいです。
竹山:
私は映像編集をしている時が一番やりがいを感じています。今後もお客様や視聴者が喜んでくれる映像を作っていきたいです。中でもモーショングラフィックス動画においては、平面デザインや3DCGなど、まだ表現に伸びしろを感じています。自分らしい発想や手法を増やし、自社コンテンツでクオリティを高めながら、オリジナリティを確立していきたいです。
木野内:
それぞれ高め合い、楽しみながら仕事をする、ということを大切に、お客様に寄り添い、弊社ならではの映像制作を目指していきましょう!
TOMU TAKEYAMA

竹山 杜夢

エディター

映像関係の学校を卒業後、キックファクトリーに入社。 主に企業VPやプロモーション映像などの動画編集を担当。 かなりのアニメやゲームなどサブカルチャー好き。

SAYAKA KINOUCHI

木野内 さやか

プロデューサー

キックファクトリーに新卒入社。企業PR、ミュージックビデオなどの映像制作を担当。出産を機に退職し、その後は、フリーランスにてシナリオ、Web関連のライティング、化粧品のセールスプロモーションなどに携わる。十数年の時を経て、キックファクトリーに再入社。現在に至る。

AZUSA FURUICHI

古市 あずさ

プロダクションマネージャー

CMなどの短尺動画の制作に魅力を感じ、大学を卒業後、新卒入社。 SNSを中心とした縦型ショート動画などの新しいコンテンツ制作、動画マーケティングに積極的に取り組む。

+MEMBER

NAOYUKI TAKAHASHI

高橋 直行

プロデューサー

企業プロモーション全般の企画から制作までをトータルプロデュース。広告会社にて大手企業の各種キャンペーン、イベントの多数実績あり。

HIROYUKI TAKAGI

高木 啓之

WEBディレクター

数多くのWEB案件に携わり、SEO施策やアクセス解析を通じた改善提案、サイト開発・運用のディレクション、WEBマーケティング全般を幅広く担当。

MITSUHIRO AWANO

粟野 実泰

ディレクター

ミュージックビデオ・テレビCM・企業動画を中心に幅広い映像のディレクションを手掛ける。企業や出演者とのコミュニケーションを大切にし、それぞれの魅力を最大限に引き出す。

TOSHIO JUJI

寿時 利夫

プランナー/クリエイティブディレクター

多数の大手企業インフォマーシャルの制作実績あり(150本以上)。そのノウハウを活かし、ダイレクトマーケティング型の映像コンテンツをワンストップで手掛けている。

DAIZO HAYASHI

林 大造

ディレクター

AKB48グループ、LAPONEエンタテインメントなどのアイドル系のドキュメント映像、コンサート、テレビCMやWEB広告など数多く手掛ける。構成力とエモーショナルな演出で企業のニーズに応えている。

HIROSHI SHINDO

進藤 ひろし

ディレクター/アクションコーディネーター

ミュージックビデオ、プロモーションビデオ、CMやTV番組等の構成、ディレクション、編集まで数多く手掛ける。アクション俳優として、出演、インストラクター、コーディネーターとしても活動。

TOSHIAKI KOBA

古場 俊明

プランナー/シナリオライター/ディレクター

「地球防衛軍」PV、CSドラマ「桃色探訪」など、様々なエンタメ映像のシナリオを執筆。

MUNENORI ITO

伊東 崇典

エディター/VFX

企業映像、ドラマなどのモーショングラフィックから、映画などの大規模なVFXも手掛ける。

KEI FUJITA

藤田 啓

エディター

ゲームトレーラーの編集を得意とし、「地球防衛軍」「百英雄伝」をはじめとした、数多くのプロモーション動画編集実績あり。

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