PEOPLE 02対談:木野内 さやか – 尾内 優 – 竹山 杜夢柔軟な対応と
スピードを生み出すチーム力

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キックファクトリーでは社内外のスタッフがチームを組んで
いくつもの企業のプロモーション映像を手掛けています。
頻繁にチームで動いている3人の社員が
仕事で重視している点をはじめ
映像制作の進め方や特徴を対談形式で紹介します。

プロデューサー 木野内 さやか

×

プロデューサー 尾内 優

×

エディター 竹山 杜夢

各自のスキルを最大限に引き出す

木野内:
当社の特徴の一つは、さまざまな個性と長所を持ったプロデューサーがいる点です。少数精鋭ですが、一人ひとりが色を持っていて、それが当社の対応力を支えていると感じます。
尾内:
同じプロデューサーですが木野内さんと私も担う範囲が少し違いますよね。木野内さんは、プランニングからシナリオ制作にも携わるなど、映像制作に関わるすべてをコントロールする立場が多い。一方の私はテレビドラマを経験していることもあり撮影現場を任される機会が多いんです。また最近は、新規案件の開拓営業でお客様のところへ伺い自社のプレゼンテーションをする機会も増えてきました。
木野内:
やりたいことや個性を重視して社員に経験させるのが当社の方針の一つ。新規開拓の経験が映像のプロデューサーとしての視野を広げ、尾内君の成長に繋がることを、先輩として期待しているところです。
成長と言う点では入社4年目(2022年8月時点)の竹山君も編集ディレクションを任される案件が増えてきたよね。
竹山:
はい。映像編集を中心に撮影やライブ配信の制作にも関わるようになりました。当初から映像編集の仕事に就きたいと思っていたので、この歳で自分の夢が叶っているのは正直、驚いています。
木野内:
竹山君に編集を任せられるようになったので、お客様に対するさまざまなレスポンスが格段に速くなったと実感しています。編集が社内で行えるのは確実に当社の強みです。

視聴対象を意識した
映像作り

木野内:
「企業PR」や「新商品」「サービス」などを扱う私達は、クライアントの思いを汲み取って映像化するのがミッションです。プロデューサーとしてクライアントの意向を聞いていくのですが、担当者と商品開発者では作りたい方向が同じではないケースもあります。
尾内:
それらを調整して映像にまとめるのは、腕の見せ所ですがなかなか難しいですよね。
木野内:
そうなのよ。でも、忘れてはいけないのは、視聴者は誰なのかという点だよね。
竹山:
編集でも情報を視聴者にどう伝えるかは強く意識しています。
木野内:
他には「スケジュールをキッチリ守って進む」「レスポンスは早く」など映像のクオリティだけでなく、色々な意味の「スピード」を大切にしているのも私達の特徴と言えますね。これはキックファクトリーが掲げる企業バリュー(価値や強み)として全社員が意識しているところです。
竹山:
スケジュールの前倒しで、納品ギリギリでのハプニングなどへのリスクヘッジができます。
尾内:
スピードという点では打ち合わせや現場などで、お客様との円滑なコミュニケーションも重要だと思います。制作プロセスにおけるコミュニケーションは、スケジュール通りに進める上で非常に大事だからです。スケジュールの遅れはさまざまな方面にストレスを与える結果に繋がりますからね。お客様だけではなく関わったすべての人に「楽しい仕事だった」「またキックファクトリーと一緒に仕事がしたい」という感想を持ってもらいたい。そう思ってもらえるような仕事ができた時ほど、映像自体も良いものができたと感じるんですよ。
木野内:
確かに。制作のプロセスが、最終的には映像のクオリティにも影響するってことね。
竹山:
スピードの実現では、グループ会社に撮影技術会社のジーンがあるのもキックファクトリーの強みですよね。撮影のセッティングがすぐに実行できる環境だからこそ、時間をロスせずにスピーディな準備が可能になります。

株式会社ジーン:https://www.jeen.co.jp/

スピードが高める
映像のクオリティ

木野内:
皆がスピードを意識して対応することで、お客様には確認する時間の余裕が生まれ、我々にはその後のスケジュールに関する余裕ができる。その時間で、新たな提案やアイデアも生まれるし、プライベートの時間も増えたりもするよね。
竹山:
そうですね。色々と早め早めに動くことで、心に余裕が生まれます。
尾内:
目先のことにだけ捕われて、追われるような仕事はしたくないですよね。そうなることもまだまだありますけど。
木野内:
ほんとそう。仕事を受ける立場ではあるけれど、お客様により喜んでいただける映像を作るためには、こちらが先導する、導いていく立場でいないといけないと思っています。まぁ、予定より早く試写映像を提出したら、修正の回数が想定より多く発生した、なんてこともあったりはするけど(笑)。
尾内:
そういうこともありますね。でもそれはお客様の「もっと」を引き出したというか、当初の期待を我々が上回ったと捉えて、さらに良いものをつくるチャンスとして「さあ、やるぞ」って。……いや、本当ですよ(笑)。

高いリピート率による
良い循環

木野内:
今話したような対応、スケジュール進行のスムーズさや、急な変更にも柔軟に応える、などの姿勢を続けることで「リピート受注率はかなり高い」というのはありますね。
竹山:
私も年に数回、イベントのオープニング映像を受注している企業様から「次回もまたお願いします!」といっていただき、大変励みになっています。
尾内:
確かに。「顧客からの評判が良い」「分かりやすい」などを理由に、再びお声掛け頂けた時は、とても嬉しいよね。
木野内:
リピートいただけることは、我々の利益だけではなく、お客様の手間も時間も費用も減らすことにつながります。
お客様にとって内容を一から説明する必要がない、というのは非常に大きいでしょう。また、お互い前回の反省点を振り返ることで、無駄なコストを省くこともできたりします。
尾内:
レギュラー案件では「次回はもっとこうしたら円滑に進むのではないか」などを常に考えています。だからこそ的確な改善が生まれ、制作過程における無駄を省くことができますね。その改善によって得た時間を、新しいチャレンジに回すこともできます。
ただ、何度やっても、生配信案件だけは毎回、緊張感がありますけどね(笑)。
木野内:
そのサイクルが上手く回るとクオリティアップにつながっていくね。配信のあの緊張感と終わった時の一体感や清々しさは、楽しい仕事と思える瞬間でもあるけどね!
尾内・竹山:
分かります!

個人の成長が
企業の強みに

木野内:
今、私がクライアントや広告代理店と進めている案件の企画、シナリオ、プロデュースという流れを、この2人はもちろん、新しい社員たちにも共有し、より効率よくチームとして円滑に案件が進むように構築していきたいと思っています。
そして、まだまだ、若いスタッフとの話についていけるよう、常に新しいアイデアを生めるようアンテナを張っていきたいですね。
尾内:
映像の各分野のスペシャリストだけでは無く、映像に関するさまざまなことに対応できるゼネラリストを社内に増やし、どんな案件でも迅速に対応可能なチームを増やしていきたいですね。そのためにもまず自分自身の各能力を高めつつ、自分の持っているものは惜しみなく新人に伝えていければと思います。個人的には、やはり映画監督志望で業界に入ったこともあり、映画に関わる映像制作は増やしていきたいです。いずれは、自分自身で映画監督をやってみたい思いはまだありますので。
竹山:
私は映像編集をしている時が一番やりがいを感じています。今後もお客様や視聴者が喜んでくれる映像を作っていきたいです。また、新しい技術を常に吸収し、自分らしい発想・引き出しを増やすことにも注力しています。とくに変化の激しいデジタル分野では「メタバース」市場の動向なども意識しながら、VR空間上で表現する「VRアート」にも力を入れていきたいです。
木野内:
それぞれ高め合い、これからもお客様に寄り添った仕事をしていきましょう!
TOMU TAKEYAMA

竹山 杜夢

エディター

映像関係の学校を卒業後、キックファクトリーに入社。新作アニメはすべてチェックするというアニメ好き。

SAYAKA KINOUCHI

木野内 さやか

プロデューサー

キックファクトリーに新卒入社。企業PR、ミュージックビデオなどの映像制作を担当。出産を機に退職し、その後は、フリーランスにてシナリオ、Web関連のライティング、化粧品のセールスプロモーションなどに携わる。十数年の時を経て、キックファクトリーに再入社。現在に至る。

MASARU ONAI

尾内 優

プロデューサー

映画・ドラマの助監督として多くの映画やVシネマに携わった後に、キックファクトリーに入社。プライベートでは二児の父親として子育て奮闘中。

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