動画マニュアル作成ステップとポイントを解説。効果的なものにするためには?

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文書マニュアルに加えて、業務手順を動画で分かりやすく解説する「動画マニュアル」が多くの企業で活用されています。この記事では、動画マニュアルのメリットや作り方を紹介します。

1.動画マニュアルのメリット

動画マニュアルのメリットは、大きく分けて4つあります。

分かりやすく情報が伝えられる

業務手順や方法を視覚的に伝えられるため、テキストや画像だけのマニュアルよりも情報量が多いだけでなく、ニュアンスなども含めて理解しやすくなります。特に操作説明などの、動きのある作業の場合、操作を疑似体験することができるため、より正確に情報を伝えることができます。

繰り返し活用ができる

一度動画マニュアルを作れば、変更が入らない限り、繰り返し活用することが可能です。変更点が生じた場合は、その部分だけを差し替えることを想定して制作することも可能です。

場所や時間にとらわれず視聴できる

動画マニュアルなら、自分が確認したい時に、隙間時間にでも視聴することができます。現在はスマートフォンでの視聴を想定し、動画視聴サイトに限定公開をするケースも多いためです。また、不明な点をを何度も視聴することで、結果的に内容の理解が深まります。

業務コスト削減につながる

動画マニュアルであれば、解説者(教えるスタッフ)が不要です。口頭で説明する必要がないため、業務コスト削減につながります。また、人によって教え方が異なるなどが起こらないため、教育の質が一定化できます。

2.動画マニュアルの種類

動画マニュアルには、どのような種類があるのでしょうか。よく活用されている代表的なマニュアルの種類を紹介します。

研修マニュアル

入社後や新たな仕事を覚える際の研修時に使用する動画マニュアルです。例えば、入社して間もない社員に向けて、社内の仕組みや管理方法などを動画でわかりやすくまとめたり、客とのやり取りの仕方などを実際にロールプレイング形式の動画で見せることもできます。紙のマニュアルよりも視覚的効果が高く、理解度が深まるでしょう。

製品チュートリアル・サービス紹介

製品のチュートリアルやサービス紹介などにも、動画マニュアルを活用することができます。製品の使い方が分からない人でも、手順に沿った詳しい使い方を動画にすることで、実際に疑似体験するように、動かし方や操作方法を映像で説明することができます。

業務手順マニュアル

業務手順マニュアルでは、ルーティン化された業務の流れを分かりやすく動画にすることで、正しい業務の流れの手順やノウハウを正確に伝えやすくなります。また、人によって教え方が違うなどの技術のバラつきを防ぐことができます。

営業マニュアル

自社の営業ノウハウを動画で分かりやすく説明することができます。こちらもポイントとなる営業トーク事例などがあるのであれば、実際の社員の営業トークのロールプレイングを撮影し、動画で紹介することも効果的です。初めて業務に就く人でも安心して営業のスキルを身に着けることができます。

3.動画マニュアルの制作ステップ

では、動画マニュアルを制作するにはどのような流れで作れば良いでしょうか。基本的には、紙媒体のマニュアルから動画にする作業ですが、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

ターゲット・目的を設定する

いつ、どこで、誰が、どうやって、どのような時に見るマニュアルなのか、目的は何かを設定します。また視聴環境(スマートフォン、PC、タブレットなど)も想定しておくと良いでしょう。マニュアル内容については、ひとつ前の章で紹介した、どういったマニュアルに当たるのか、もしくは組みあわせ、といったスタイルもあります。設定を書き出してまとめておく必要があります。

構成を考える

動画で作るマニュアル内容が決まったら、構成を考えます。大まかなブロック単位の内容を決めていきましょう。この時、絵コンテなどで簡単に動画の全体図を描いておくと、修正などもしやすいです。

情報や資料の収集

構成が決まったら、その構成に合わせた情報や資料を集めます。すでに紙資料としてのマニュアルがある場合は、そちらで使用していたテキストや図表などのデータを動画用に改変して使用することもよいでしょう。

台本の作成

次に台本の作成をします。営業マニュアルの場合は、動画内でロープレなどを入れるケースが多いため、出演者の台本が必要になります。台本が必要な構成の場合は、構成時にキャスティングを行って、事前に台本の草案を貰っておくのが良いでしょう。その他、テロップやナレーションを入れる場合もありますので、読み上げるテキストなどはこの時点で固めておきます。

撮影(録音)

作成した台本を元に、撮影順を組み、撮影を行います。出演者のトークをそのまま使用する場合は、撮影場所の他の音が静かであることも重要です。

編集

動画編集ソフトを使用し動画編集を行います。撮影した動画素材の余分な部分をカットしたり、時間調整、フリップやテロップの挿入などを行います。

MA(ナレーション収録)

編集を行った動画に、BGMや効果音を入れたり、ナレーションをあとから入れる場合は収録を行います。そして、現場の音をクリアにしたり、音のバランスを整える作業を行います。制作会社などに依頼した場合は、MAスタジオといった本格的なスタジオで行います。内製の場合は、編集ソフト上で最後に音のバランスは整えましょう。

4.動画マニュアルを制作する際のポイント・注意点

紙のマニュアルよりも情報をわかりやすく伝えることのできる動画マニュアルですが、さらにクオリティの高い動画にするためのポイントを4つ紹介します。

テーマを絞る

どんなマニュアルにするのかテーマを決めることです。なるべく、一つの動画につき一つのテーマが好ましいでしょう。テーマが多すぎると、いくら分かりやすい動画であっても、混乱してしまう可能性があります。もし長い時間のマニュアル動画になる場合は、各章ごとに動画をわける、など一度に視聴しなくても大丈夫な仕組み作りが必要です。

テロップ・字幕をつけるようにする

あえてテロップや字幕は無しとする場合もありますが、とくにロープレなどを紹介する場合は、テロップや字幕をつけて、視覚的にも文字が認識できると理解が深まります。

尺を長くしすぎないようにする

一つの動画マニュアルが長すぎると、理解力が低下する可能性があります。内容によりますが、一つの動画の長さの目安として3~5分以内が望ましいです。どうしてもわけられない場合は、飽きのこないように遊び要素(クイズ)や、自分に問いかける確認事項(チェック)などを入れて、視聴だけでなく、参加している作りにすることもおすすめです。

事例などを入れる

事例などを入れることで、よりリアルな体験に感じられるため、理解が深まります。新しい好事例などがあれば積極的に追加して情報を常に新しく更新し、より効果が上がる動画マニュアルのすることがポイントです。

5.効果的な動画マニュアルで業務効率アップへ

動画マニュアルは、初めて業務に携わる人でも分かりやすく、的確に伝えられる社内コンテンツの一つです。人によって説明の仕方にバラつきが出づらく、人件費も抑えられるため、昨今、企業の教育において活用されています。分かりやすい構成や演出、高クオリティの動画を作りたい場合は、研修動画やマニュアル動画を得意とした映像制作会社へ依頼することをおすすめします。

6.Q&A

Q.動画マニュアルのメリットは何ですか?

A.動画になっているため、紙媒体のマニュアルより、分かりやすく情報が多く伝えられるのが最大のメリットです。

Q.動画マニュアルには、どんな種類がありますか?

A.代表的な例として、研修マニュアル、製品チュートリアル・サービス紹介、業務手順マニュアル、営業マニュアルなどが挙げられます。

Q.動画マニュアルは、社内教育で活用できますか?

A.社内教育、研修にて動画マニュアルは活用できます。動画マニュアルを新人研修の場で利用することで均一的な研修が行えます。

Q.動画マニュアルは、後から修正や追加の編集はできますか?

A.使用する動画編集ソフトにもよりますが、再編集可能な動画編集ソフトであれば、古い部分を新しいものに差し替えるなどの追加編集も可能です。制作時から差し替えの可能性が見込めるのであれば、それを想定した編集を組むなどができますので、編集者や制作会社に相談しておきましょう。

Q.動画マニュアルは、自社で制作できますか?

A.基本的に紙媒体のマニュアルがあれば、それに沿って動画を作成することができます。しかし、初めて動画マニュアルを作る場合は、映像編集のプロである制作会社などに相談することで、全体の構成や適切な動画の尺など、プロ視点でアドバイスしてもらうことができるので、よりクオリティの高いマニュアルができるでしょう。社内のみで使用する研修動画などは実績として一般公開していないケースがほとんどですが、得意な会社は表記されていたりしますので、気軽に問い合わせてみましょう。

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