ライブコマースとは?日本での成功事例に学ぶ商品PR方法!

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ライブコマースとは、ライブ配信を活用してネット販売を行う手法です。リアルタイムで商品の魅力や特徴を伝え、視聴者の質問に答えるなど双方向で商品のPRをしながら販売を促進します。この記事では、ライブコマースの導入の仕方や、メリット・デメリット、活用方法などを紹介します。
※2023年11月時点での情報をもとに記載しています

1.ライブコマースとは?

動画配信サービスが主流になってからネット通販と絡めたライブコマースの活用も見られるようになりました。日本でのライブコマース市場はどのようになっているかを解説していきます。

ライブコマースとは何か

ライブコマースとは、ライブ配信を活用して商品の販売やプロモーションを行う手法です。通常、インターネット上で商品を購入する際には、商品の写真や説明文を見て購入の判断することが一般的ですが、ライブコマースではライブ配信での双方向コミュニケーションを通じて、商品の魅力や特徴を具体的に細部まで伝えることができます。視聴者はリアルタイムで商品を購入することも可能であり、ライブコマースが商品の売上に直結することが特徴です。

中国で拡大する市場

ライブコマースは、中国で急速に拡大した市場です。中国では、インフルエンサーによる影響力の拡大やプラットフォームの普及などの要因などから、ライブコマース市場は大きく拡大しました。中国の消費者の特徴として、リアルタイムでの商品紹介による購買体験(購入によって得られる満足感)を好む傾向があり、ライブコマースを通じて直接商品を購入することが多く見られます。
また、ライブコマースは、中国の消費者にとってエンターテイメントの要素も持っています。インフルエンサーが商品を紹介する際に、魅力的なパフォーマンスや演出を行うことで、視聴者の興味を引きつけます。そのため、ライブコマースは単なる商品購入の手段というだけでなく、「楽しいエンターテインメント体験」としての役割も果たしているといえます。
中国のライブコマース市場は今後も拡大が見込まれています。現在、中国のインターネット利用者数は約10億人を超えており、その中でも若者層や都市部の消費者がライブコマースに積極的に参加しています。また、新興技術の発展や配送インフラの整備なども進んでおり、これらの要素がライブコマース市場の成長を後押ししているといえるでしょう。このような背景から、多くの企業が中国のライブコマース市場に参入しています。既存のブランドや小売業者だけではなく、スタートアップ企業も積極的に取り組んでおり、競争が激化している状況です。企業は、インフルエンサーとの契約や独自のライブコマースプラットフォームの開発など、さまざまな戦略を展開しています。中国のライブコマース市場はまだ成長の余地があり、これからもさまざまな可能性が広がっていくでしょう。

日本での市場

日本では中国のライブコマース市場の盛り上がりを受け、取り組みを行っています。多くの企業がライブコマースを活用し、商品のPRや売上向上に成功している例もあります。SNSや動画配信プラットフォームの普及により、視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションや商品の生配信が容易にできるようになりました。日本の消費者も、中国ほどではありませんが、ライブコマースを通じて商品の魅力を具体的に感じ、購買意欲が高まる傾向は見受けられます。これからも、日本のライブコマース市場はどのように成長していくか、がポイントとなりそうです。企業も積極的に新たな手法やテクノロジーを活用してライブコマースを展開していくことが予想されます。

ライブコマースの種類

ライブコマースには、さまざまな種類があります。一つは、インフルエンサーを活用したライブコマースです。人気のあるインフルエンサーとコラボレーションし、商品をライブ配信や動画配信を通じて紹介します。インフルエンサーの影響力を活かすことで、商品の認知度や購買意欲を高めることができます。
また、企業自身が主催するライブコマースイベントもあります。SNSや動画配信プラットフォームを活用し、商品の魅力を生中継で伝えます。視聴者はリアルタイムで商品を購入することができ、その場での購買体験が商品の売上に直結します。
これらの他にも、バーチャルライブコマースやVRライブコマースなど、新しいテクノロジーを活用したライブコマースの形態も存在します。

2.ライブコマースの種類と配信プラットフォーム

SaaS型

そもそも SaaSとは「Software as a Service」の略語で、事業者側のサーバー上にあるソフトウェアを、インターネットを介して利用できるサービス形態のことをいいます。ユーザーにとっては、アプリなどを新たに入れる必要がないことが利点です。
そのSaaS型のライブコマースプラットフォームとは、企業が自社のウェブサイトやアプリ内でライブコマースを実施するためのツールを提供するものです。このようなプラットフォームは、企業にとって大きな利点をもたらします。例えば、企業は自社の製品やサービスをオンライン上で効果的に販売することができます。また、顧客との対話やエンゲージメントを促進するための機能も提供されます。さらに、SaaS型プラットフォームは簡単に導入できるため、企業は迅速にライブコマースの展開を行うことができます。代表的なSaaS型プラットフォームには、” LiveKit”や”TAGsAPI”があります。これらのプラットフォームは、企業にとって非常に便利であり、ビジネスの成果を向上させることができます。

ECモール型

ECモール型のライブコマースプラットフォームは、オンラインショッピングモール内で商品のライブコマースを行うことです。代表的なECモール型プラットフォームには、”Shopify Plus”や”HandsUP”があります。このようなプラットフォームは、企業や個人が自身のオンラインストアを簡単に作成し、ライブコマースとカートを連携させることでスムーズに商品を販売することができる便利なツールです。ECモール型プラットフォームを活用することで、顧客は多様な商品を一つの場所で購入することができ、販売者は商品をライブコマースから直結して販売することができます。また、セキュリティ機能や決済システムなどの優れた機能を提供しており、安心して取引を行うことができます。

SNS型

SNS型のライブコマースプラットフォームは、人気のあるソーシャルメディアプラットフォームを活用して商品のライブコマースを行います。代表的なSNS型プラットフォームには、”Instagram”や”LIVEBUY”があります。また、このようなSNS型プラットフォームを利用することで、企業はより手軽に幅広いユーザーにリーチできるだけでなく、消費者もリアルタイムで商品のデモンストレーションや購入手続きを行うことができます。さらに、インフルエンサーマーケティングを活用することで、商品の認知度や購買意欲を高めることも可能です。

3.おすすめのプラットフォーム

ライブコマースを行うにあたり、プラットフォームによって、独自の特徴や利点を持っています。ライブコマースに使用されている大手プラットフォームの詳細を説明します。

  1. YouTube
    動画共有サイトとして広く知られており、ビデオコンテンツの配信や視聴に最適です。YouTubeは世界中で利用者が多く、様々なジャンルのコンテンツが提供されていますので幅広いユーザー向けに適しているといえます。

  2. Instagram
    写真やビデオの共有に特化したプラットフォームで、視覚的なコンテンツを発信するのに適しています。Instagramはユーザーによるストーリーズやライブ配信などの機能も提供しており、スマホで手軽にライブコマースを開始できます。

  3. TikTok
    ショートムービーの作成と共有ができるアプリで、特に若い世代に人気です。ユーザーはクリエイティブな動画を作成し、音楽やエフェクトを追加してシェアすることができます。若いユーザー向けに販売したい商品のライブコマースが適しているといえます。

  4. X(旧:Twitter)
    短文メッセージの投稿やリアルタイムの情報共有に使用されるプラットフォームです。ニュースやトレンドを追いたい場合や、他のユーザーとのコミュニケーションを図りたい場合に活用できます。動画配信も可能なため、他のプラットホームと合わせて、ライブコマースをする企業も多い印象です。

  5. Facebook
    個人や企業のプロフィールを作成し、友達やフォロワーとのつながりを築くことができるSNSです。Facebookは広告プラットフォームとしても知られており、ビジネスにおいても活用されています。クローズドな部分はありますが、確実に届けたいユーザーに情報を届けられるともいえます。

  6. PinterestTV
    イメージボードとして知られるプラットフォームで、ユーザーは自分の興味や関心に基づいた画像をピンとして保存・共有することができます。特にDIYやファッション、インテリアなどの分野で人気があります。コアなユーザーへ独自の商品を紹介したいときには有効です。

これらのプラットフォームは、オンライン上での存在感を高めるために有効なツールです。自社製品やビジネスの目的に合わせて、適切なプラットフォームの活用を検討することが大切です。

4.ライブコマースのメリット・デメリット

ライブコマースを導入する際のメリット、デメリットを押さえておきましょう。

メリット

①リアルタイムで双方向のコミュニケーションが取れる

リアルタイムで双方向のコミュニケーションが取れることはPRに有効です。これにより、店舗に足を運べない遠方のユーザーとも簡単にコミュニケーションを取ることができます。さらに、リアルタイムでのコミュニケーションは迅速な意思決定を可能にするため、購入率のアップも見込めます。また、双方向のコミュニケーションにより、ユーザーの貴重な意見をダイレクトに聞くことができ、その後の商品開発やリニューアルのアイデアに役立てることができます。

②商品の魅力を的確に伝えられる

商品の魅力を的確に伝えられるだけでなく、消費者の心をつかみ、商品に対する興味を引き起こすことができます。ユーザーの見たい部分、詳しく紹介してほしい部分を掘り下げ、時間をかけて紹介することもできます。さらに、競合他社との差別化を図り、市場での競争力を高めるために、独自のブランドイメージやストーリーテリングを活用することも良いでしょう。
商品の魅力を伝えるためには、消費者に対して情報を提供するだけでなく、エンゲージメントを促すことも重要です。商品の魅力を的確に伝えることによって、顧客の関心を引き付け、購買意欲を高めることができます。

③新しい客層の獲得が可能

新しい顧客を惹きつけるためには、効果的なマーケティング戦略や魅力的なプロモーション活動が欠かせません。ユーザーが求める情報を詳しく紹介することや丁寧に対応する姿勢なども評価されます。詳しい優れた製品やサービスの提供だけでなく、迅速かつ丁寧なカスタマーサポートも重要であるといえます。

デメリット

①配信者の選定が必要

配信者の選定が必要です。この選定は、慎重に行う必要があります。まず、配信者の専門性や経験を考慮することが重要です。トークの上手な有名社員が登場する、インフルエンサー、タレントを起用する、など様々な方法はあります。配信者の人気や信頼性も検討要素となり、視聴者数にはダイレクトに反映されるでしょう。まずは興味を引くことも重要ですが、1回のみではなく、コツコツと続けることも求められますので、コストや負担なども考慮し検討しましょう。

②ライブ配信特有のトラブルを避けなければならない

ライブ配信を円滑に進行させるためには、以下のような注意点に留意する必要があります。

  1. 通信環境の確認: ライブ配信では、十分な帯域幅と安定したインターネット接続が必要です。事前に通信環境を確認し、トラブルを避けるために適切な対策を取りましょう。
  2. 機材の準備: ライブ配信には適切な機材が必要です。カメラやマイクなどの機材を適切に設置し、映像や音声の品質に気を配りましょう。
  3. テスト配信の実施: 配信前には、テスト配信を行うことをおすすめします。これにより、不具合や問題がある場合に事前に対処することができます。
  4. 言葉使いやコミュニケーションに注意: ライブ配信では、視聴者とのコミュニケーションが重要ですが、言葉使いやユーザー対応などによっては炎上のリスクもあります。おおよその進行台本は作成し、またコメントやチャット機能を活用し、視聴者を大切にしたライブコマースを目指しましょう。

5.ライブコマースの成功事例

ライブコマースの活用事例(方法)をいくつか紹介します。

①商品の新発売PRを拡散

新しい商品が発売された際にライブコマースを活用してPR力を高めます。ラ商品の魅力や使い方を詳しく紹介し、視聴者に直接購入を促します。また、商品の特長や使用方法に関する質問にも丁寧に答え、視聴者との対話を深めることで、売上が大幅に増加し、多くの顧客が継続して参加する仕組みを作った例もあります。これにより、顧客の満足度も向上し、新しい商品に対する関心が高まる効果が期待されます。

②有名インフルエンサーとのコラボレーション

主にインスタグラムで人気のあるインフルエンサーとのライブコマースを実施した事例は多くあります。インフルエンサーのフォロワーたちは、ライブストリーミングを通じてブランドの商品を購入する機会を得て、このコラボレーションにより、新たな顧客層を獲得し、ブランドの知名度向上が期待できます。インフルエンサーとのコラボレーションにより、多くの人々に認知してもらえ、販売数が増加し、売上が向上した例も多くあります。

③限定商品販売

ライブコマースを活用して限定商品の販売を行う例もあります。ライブストリーミングを通じて商品の魅力や特典を詳しく紹介し、視聴者に購入の特別感を感じさせます。また、限定商品の販売に加えて、お得な割引キャンペーンや特典の追加をするなどお得感を全面に出すことも重要です。これによって、商品の人気と売上を大幅に伸ばすことに成功しています。

④イベント開催

ライブコマースを活用して新たな商品イベントを行った事例もあります。特定の時間に商品の販売やプレゼンテーションを行います。イベントは多くの注目を集め、ブランドの認知度と売上げに大きく貢献することにつながります。また、イベント中にはさまざまな特典やプロモーションも実施し、参加者にとってさらなる魅力的な体験を提供することで、新たな顧客を獲得し、既存の顧客との関係を強化することができます。

⑤顧客参加型イベント

ライブコマースを通じて顧客参加型イベントを行う例もあります。イベントでは、視聴者が商品を購入するだけでなく、クイズやゲームなどの様々なコンテンツにも参加することができるなど様々なエンターテイメント要素を取り入れ、参加者とのインタラクションを活発化させました。このような顧客参加型イベントは、顧客との関係性を深めるだけでなく、ブランド全体の売上増加にも大いに貢献することにつながります。

このように、企業がクリエイティブなアイデアと適切な戦略を組み合わせることで、顧客の関与を高め、ビジネスの成功を収めることができます。

6.ライブコマースで新たな販路を獲得!

顧客とのリアルタイムの接点を作ることで、自社製品のイメージアップや売上に活用できるライブコマース。上手に活用して商品やサービスの魅力を伝え、ファンを増やす手段として検討してみしてみてはいかがでしょうか。ライブ配信の仕組みや撮影等の技術面について不安な場合は、専門の動画制作会社にもコストや内容を相談してみましょう。

7.Q&A

Q.ライブコマースとは何ですか?

A.ライブコマースは、ライブ配信を用いてに商品やサービスを紹介・販売することを指します。カート(ショップ)機能と連携された配信プラットフォームなどもあります。またSNSを活用して行われることもあります。

Q.ライブコマースのメリットは何ですか?

A.ライブコマースは、顧客とのリアルタイムなコミュニケーションが可能であり、製品やサービスの魅力を直接伝えることができます。また、商品の詳細や使い方などを実演することで、購買意欲を高める効果もあります。

Q.ライブコマースの成功事例はありますか?

A. ライブコマースはさまざまな業界で成功しています。例えば、ファッション、美容、食品、家電などの分野で、ライブコマースを活用して売上を伸ばしている企業があります。

Q.ライブコマースにはどんなツールや機能が必要ですか?

A.ライブコマースを行うためには、配信プラットフォームやSNSアカウント、カメラやマイクなどの撮影機材、商品やサービスの情報、注文受付・決済システムなどのツールや機能が必要です。

Q.ライブコマースの配信時間はどのくらいが適切ですか?

A.ライブコマースの配信時間は、ターゲットオーディエンスの特性や商品やサービスの性質によって異なります。一般的には、30分から1時間程度の配信が効果的ですが、一部の業界では数時間にわたる長時間の配信も行われています。

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