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更新日: YouTubeの再生回数を増やすには?仕組みやポイントを解説

YouTube動画の再生回数を増やす方法についてお悩みの担当者様も多いのではないでしょうか。再生回数が伸びる動画の構成や長さ、YouTube動画の再生回数のカウントの仕組みなどについてご紹介します。YouTubeにおける動画作りの参考にしてみてください。

1.再生回数のカウントと収益の仕組み

まず、YouTubeの動画再生のカウントの仕組みや、動画再生がカウントされないケース、動画の再生回数と収益の関係についてご紹介します。※カウントの仕組みや収益化については、YouTube側の条件変更などが更新されることがありますのであくまでも参考とお考えください。

カウントの仕組み

YouTube動画の再生回数のカウントは、YouTube動画のタイトルやサムネイルから視聴したい動画の再生ボタンをクリックするとカウントされる仕組みです。動画を最後まで再生しなくても再生回数にカウントされますが、30秒未満で離脱した動画はカウントされない、とされています。しかし、明確な分数やYouTube動画の再生回数のくわしい仕組みについては明示されていないため、何秒閲覧したらOKとは一概には言えないので注意しましょう。

再生回数がカウントされないケースも

YouTube動画は再生回数がカウントされないケースもあります。再生画面でページを更新したり、YouTube動画の再生時間が極端に短い場合は再生回数のカウントが認識されないとされています。またカウントされるまで時間がかかる場合もありますので、時間を置いてから確認することで正確な数字がわかることもあります。どちらにしても動画を作る上で、冒頭から興味を引く内容を持ってくることも、離脱されないために考える必要はあるでしょう。

再生回数と収益の関係

YouTube動画の収益化といえば、まずは再生回数を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、YouTube動画を収益化したい場合は、YouTube パートナー プログラムに申請し承認を得られたユーザーのみが収益化対象となります。そのため、通常は何万回も動画を再生されたとしても、広告収入は得られません。収益化プログラムは、チャンネル登録者数や視聴回数の条件、また様々な資格要件がありますので、申請をしたからといって誰でも承認が得られるわけではないので注意しましょう。
しかしながら、企業のPR動画などにおいて再生回数が多いということは、紹介する商品やサービスの認知度が上がること、また興味を持っているユーザーが多い、ということになります。よってYouTube動画による収益化を考えるよりも企業の宣伝や商品のファンを増やすことを目的とすることが大切です。商品の売上が上がることで企業収益を後押しする存在になりますし、企業のイメージ戦略にもつながります。

2.再生回数を増やすためのポイント

次にYouTube動画の再生回数を増やす方法や気を付けたいポイントをご紹介します。ポイントを押さえて作成することで、再生回数に大きな差が出ることも多いので、参考にしてみてください。

検索されやすいキーワードを

インターネットの検索エンジンで調べものをした時に、YouTube動画が上位に表示されているとユーザーの目に留まりやすくなります。YouTube動画のタイトルや説明文、タグが検索されやすいキーワードに設定されていると、上位に表示されます。上位に表示されるほど多く再生回数が増える可能性が高まります。YouTube動画のタイトルは冒頭に検索されやすいキーワードを入れると、YouTube動画が上位に表示されやすくなるとも言われていますが、同キーワードにおける競争率も高いため、それだけで上位に上がるわけではありません。キーワードの検索意図、視聴者ニーズ、競合の動画などを分析し、効果的なタイトルやキーワード設定が必要です。

目を引くサムネイルやタイトル

YouTube動画のタイトルとともに表示される画像をサムネイルといいます。サムネイルはどんなYouTube動画か瞬時にわかる看板のような役割をしています。ひと目見てユーザーに興味を持ってもらえるサムネイルなら、見てもらえる可能性が高くなるので、YouTube動画の再生回数が伸びます。スマホで見るとYouTube動画のサムネイルの表示は小さいので、文字のサイズ等も考慮しわかりやすくインパクトのあるサムネイル作成を心がけるといいでしょう。
タイトルの先頭に数字を入れたり、トレンドワードをタイトルに入れたりしても再生回数のアップにつながります。YouTube動画の内容が簡潔にわかるタイトルだと、興味を持ったユーザーが確実に視聴するため、離脱率も減少します。例えば【裏技】や【驚愕】などのパワーワードをタイトルの先頭に入れると、ユーザーに動画をクリックしてもらえる可能性が高まることもあります。

投稿の時間帯

YouTube動画の投稿におすすめの時間帯は、一般的には18時~20時だといわれています。この時間帯はたくさんの一般ユーザーがYouTube動画を視聴するとされていますが、狙うターゲット次第で投稿におすすめの時間帯は異なります。例えば、30~40代のパート主婦がターゲットの場合、夕食作りや食器の片づけで忙しい18時~20時はYouTube動画を視聴しない率は高くなります。夕食の片づけが終わり家事がひと段落する21時頃が視聴のタイミングかもしれません。これは一例ですがジャンルやターゲットにより異なりますので、視聴対象者の属性を考えて投稿することが重要です。また登録者数が安定して増えているようであれば、〇曜日の20時、など固定化することも検討するといいでしょう。

再生リストやショート動画の作成

YouTube動画の再生リストとは視聴してもらいたい動画をまとめたリストです。再生リストを作成すると同じカテゴリのYouTube動画の再生が終わった後に関連動画として自身のチャンネルの動画を表示される可能性があります。また、YouTube動画のタイトルと再生リストのタイトルに検索されやすいキーワードを入れることによって、YouTube動画の再生回数を増やすことにもつながります。
そして2021年からスタートした通常のYouTubeより短い「YouTubeショート」。ショート動画は60秒以内の動画を投稿できます。スマートフォンでの視聴を対象とした動画です。短い動画なので投稿のハードルが低いことと、商品やサービスのPRに使用する場合は、マーケティングの一環として考えられています。メインのYouTube動画への導線として使用したり、簡易的なPRに絞り継続して投稿することで露出を増やせることがメリットです。

アナリティクスの活用

アナリティクスを使用することで、YouTubeのチャンネル内にいつどんなユーザーがどのような経路で視聴したのか、また視聴時間などを動画ごとに詳しく分析できます。例えば、アナリティクスを見たときに、YouTube動画の再生のクリック率が低い場合は、ユーザーの検索キーワードとYouTubeのサムネイルとタイトルが一致していないということも考えられます。その場合サムネイルとタイトルを作り直すことで、YouTube動画の再生回数を増やせる可能性があります。また、アナリティクスは過去28時間に、ユーザーがYouTube動画の再生をした時間帯をグラフで知ることができます。YouTube動画の投稿の時間帯を多くのユーザーが見ている時間帯にするなどでも再生回数に変化があるかもしれません。再生回数を伸ばすためには、数々のトライ&エラーも必要です。確実な方法は無いため、そのチャンネルや内容にあった方法を色々と試してみることが大切です。アナリティクスの見方は専門知識も必要となりますので、セミナーなどで学んだり、YouTube動画の分析に詳しい動画制作会社に相談することも一案です。

3.YouTubeの動画が閲覧されるまでのルート

YouTube動画の検索方法は大きく3つあります。どのようなルートを経て動画にたどり着いたのかを知ることで、再生回数を伸ばす効果的な方法につながることもありますので確認していきましょう。

検索エンジンから

GoogleやYahoo!などの検索エンジンから、YouTube動画を閲覧するルートです。YouTube動画のタイトル、説明文、タグのキーワードと検索エンジンで検索したキーワードの一致で、YouTube動画が検索されます。ユーザーが検索することの多いキーワードの組み合わせや、トレンドなどを分析し、なるべく検索上位に表示されることを目指すことでYouTube動画の再生回数が増える可能性があるといえます。

YouTube内での検索

キーワードをYouTube内の検索欄に入力して、YouTube動画を検索するルートです。YouTube動画のタイトル、説明文、タグのキーワードと、YouTube内の検索欄に入力したキーワードの一致でYouTube動画が検索されます。ここで検索をする人は動画を探しているユーザーです。動画で知りたい情報、動画だからこそわかりやすい情報を求めているのため、商品であれば、説明書だけではわかりにくいようなパーツの詳細などを欲していることもあります。そういったこともタイトルや説明文に活かしていくとYouTube内での検索がされやすくなります。

関連動画やおすすめ動画

YouTubeの関連動画は、視聴デバイスにより異なりますが、視聴した動画の横や、下部に表示されます。タグなどの共通点などから同カテゴリとされた動画です。YouTubeを関連動画に表示させるためには、人気のある動画の分析や検索キーワードを意識したタイトル、説明文、タグにしたり、再生リストをシリーズ動画にしてユーザーに情報提供したりすることで表示される可能性が高くなります。よって、人気動画の関連動画に表示されれば、動画の再生回数が伸びることにつながるでしょう。

4.やってはいけない再生回数の増やし方

YouTube動画の再生回数を増やす方法でやってはいけない方法があります。自分で動画をクリックして再生回数を増やそうとしたり、さくらを使用して動画をクリックしてもらい再生回数を増やす方法です。ペナルティが発生するものもあるので注意しましょう。

自分で再生回数を増やす

YouTube動画の再生回数を増やそうと自分で同じIPアドレスから何度も動画をクリックしても、YouTube動画の再生回数は「1」カウントです。よって、自分ではYouTube動画の再生回数をたくさん増やすことはできない仕組みとなっています。

再生回数を買う

また、金銭を介して「さくら」を雇い動画をクリックしてもらうなどの方法で、YouTube動画の再生回数を増やすことは不正扱いとなり、ペナルティを受けます。ペナルティの内容はチャンネルの停止、YouTube動画の削除、アカウントの削除などです。悪質な場合はチャンネル削除もあります。ペナルティがあるだけでなく、企業などの場合は信用問題にもなりますので注意しましょう。

5.コツを抑えて再生回数UPへ繋げましょう

YouTube動画の再生回数を増やす方法をまとめました。まずは伝えたい動画の内容を整理し、楽しんで最後まで視聴してもらう動画作りを心がけましょう。そのうえで、このようなポイントを踏まえて、分析や修正を行うことで動画の再生回数に変化をつけることができますYouTube動画の制作や分析などは、時間も要します。内製が難しいと感じた時は、YouTube動画制作に詳しい動画制作会社に依頼することも検討することをおすすめします。

関連記事:YouTube動画編集にお困りの企業様必見。行き詰まったら動画編集は外注がオススメ!

6.Q&A

Q.YouTube動画の再生回数を増やすにはどうしたらいいですか?

A.YouTube動画のタイトルや説明文、タグを検索されやすいキーワードにしたり、ひと目見て興味を持たれるようなサムネイルにするなど、動画の見え方に工夫するのも一案です。
しかし競合の分析やトレンドなどの調査も必要なため様々な施策が必要となります。昨今、SNSなどと連携し露出を増やすことも重要です。

Q.YouTube動画の再生回数がカウントされない場合はありますか?

A.YouTube動画の再生してからすぐに離脱した場合や、YouTube動画の再生画面でページ更新をしたりするとカウントがされないとされています。

Q.YouTub動画の閲覧はどのようなルートがありますか?

A.GoogleやYahoo!などの検索エンジンから検索する方法、YouTube内の検索欄にキーワードを入力する方法、YouTubeの関連動画から見る方法があります。
それぞれに対策がありますのでどこを狙うのかで、タイトル選定なども変わる場合があります。

Q.YouTube動画の再生回数を増やしやすい月はいつですか?

A.8月と12月増えるとされています。
8月の夏休みはお盆休みで会社が休みの人が多いので、YouTube動画の再生回数を増やしやすく、12月も年末年始のお休みで会社が休みの人が多いため、YouTube動画の再生回数が増やしやすいといえます。曜日や時間帯なども考慮し動画制作内容を検討するといいでしょう。

Q.YouTube動画の制作を外注することはできますか?

A.動画制作会社やフリーランスの編集者などに依頼することが可能です。
どのような動画を月や週単位で何本制作したいのか、また継続して続けたいのか、などを固めて相談をするといいでしょう。すべて内製で制作をするよりクオリティの高い動画が少ない労力で作れる場合もあります。

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