コンセプトムービーの作り方とは?企業におけるメリットと効果

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企業理念や商品、サービスの概念やコンセプトを伝える動画として制作され公開されるのがコンセプトムービーです。近年では、業界を問わず多くの企業がコンセプトムービーを活用しています。当記事では、コンセプトムービーのメリットや魅力的な制作するポイントについて解説します。

1.コンセプトムービーとは

最初にコンセプトムービーの概要と主な活用シーンについて紹介します。

コンセプトムービーとは何か

「コンセプトムービー」とは、企業理念や商品・サービスに込められた想いなどの、抽象的な概念を伝えるための動画です。 自社の特徴や商品のメリットといった機能的な価値ではなく、より概念的な価値を訴求することが、コンセプトムービーの主な役割となります。

コンセプトムービーの活用シーン

コンセプトムービーは、主に「企業ブランディング」「商品・サービスのコンセプトの説明」「採用活動の促進」といった企業における各種シーンで活用されています。コンセプトムービーは、企業のブランディングを目的として制作されることが多くあります。具体的には、視聴者の共感や親しみやすさを得られる動画を制作できれば、コンセプトムービーを通じて、会社の存在をポジティブに認知してもらえるのです。
また「商品・サービスのコンセプトの説明」においては、実用的な価値の解説だけではなく、抽象的な価値を含めた訴求ができる点がポイントです。例えば、商品やサービスを開発者や制作者がどのような想いで開発してきたのかを掘り下げて伝えることで視聴者の共感を得ることもできます。また、採用活動においては、求職者に企業理念やビジョンを正しく理解してもらう必要があります。
このような抽象的なニュアンスは、言葉や画像だけでは伝わりづらいものですが、動画化することで、表現の幅が広がります。

2.コンセプトムービーのメリット

コンセプトムービーを制作することで、ブランディング力を高め、企業は競合他社との差別化を図ることができます。ここでは、コンセプトムービーの4つのメリットについて紹介します。

競合他社との差別化ができる

オリジナリティのあるコンセプトムービーを制作することで、競合他社との差異化を図れます。近年、商品やサービスの一般化が進み、独自の価値や立ち位置をキープし続けることが難しくなっています。そのようなビジネス環境のなかで、競合他社との差異化を図り、売り上げや販路を広げるためには、自社の商品・サービスの魅力を最大限に伝えることがとても重要となります。
コンセプト動画では、多種多様な表現方法を駆使して商品・サービスの魅力をあらゆる角度から伝えられます。このような理由から、自社の強みや特異性をアピールするために、コンセプトムービーは最適のコンテンツであると考えられているのです。

映像で「コンセプト」を表現しやすい

<1分間の動画で、Webページ3600ページ分に値する情報量が伝わる>と言われるように、動画には多くの情報を伝えられるメリットがあります。コンセプトなどの情報は、抽象的かつ視覚で認識できないことが多いため、ユーザーに正しく理解してもらうのが難しいものです。しかし、コンセプトムービーであれば細かいニュアンスまで伝えられるため、企業やブランドの想いが伝わりやすくなるのです。
企業やブランドの想いをコンセプトムービーを通してユーザーに届けることができれば、ロイヤリティも高まるでしょう。

活用の幅が広い

コンセプトムービーは、自社サイトやYouTube、Instagramなどの複数の媒体で配信可能です。自社サイトやSNSなどで配信することによって、1動画あたりの費用対効果を高められる点もメリットです。媒体によるユーザー特性の違いを理解し、コンセプトやターゲットとの相性が良い媒体を選べば、より効果を高められます。

ブランディングにつながる

コンセプトムービーは、自社の社会的必要性をアピールできるため、商品やサービスのブランディングにも大きく寄与します。動画ブランディングにより認知度を高められれば、集客や販促などの活動を効果的に行えるようになり、新規顧客の獲得、利益向上にも期待ができます。

3.コンセプトムービーを制作する際に押さえておきたいポイント

コンセプトムービーを制作する際は、いくつかのポイントに留意する必要があります。より完成度の高いコンセプトムービーを制作するためにも、以下で紹介するポイントを意識してみましょう。

目的・ターゲットを設定する

コンセプトムービーで効果をあげるためには、動画を制作する目的やターゲットを設定することが重要です。はじめに目的を定めることによって、その後の制作がスムーズに進み、内容も一貫したものになります。目的によって、動画の作り方や内容も変わってくるため、最初に「何のために」「誰に向けて」「何を伝えるのか」をハッキリさせておきましょう。
また、動画の効果を高めるためには、アプローチしたいターゲット層に興味を持ってもらえる内容にすることも重要です。くわえて、ターゲットの理解を得られやすい表現方法や手法を採用するなどの工夫も必要になります。例えば、10〜20代はSNSを利用する割合が多いため、SNSを活用した広告配信に力を入れるという手法が考えられます。制作会社に動画制作を依頼する場合も、目的とターゲット設定の認識がズレないようにしっかりと共有しておくことが大切です。

伝えたい「コンセプト」を絞る

多くの情報を視聴者に伝えられるのが動画のメリットである一方、伝えたい情報をあれもこれもと詰め込みすぎてしまうと、焦点のボヤけた視聴者の心に響かない動画になってしまいます。こうならないためにも、伝えたいコンセプトは1〜2個程度に絞り、動画は3分以内に収めることを心掛けましょう。伝えたいコンセプトが複数ある場合は、コンセプトムービーをシリーズ化して展開するのもひとつの手です。

長尺になりすぎないようにする

コンセプトムービーの尺の長さは、短いものであれば30秒〜1分、長いものであれば5分以上など、さまざまです。再生時間の長い動画は、情報量や内容を増やせますが、視聴者が途中で飽きてしまうなど、最後まで動画を見てもらえる可能性が下がりやすくなります。反対に、コンパクトにまとまった動画であれば、最後まで楽しんで見てもらいやすいでしょう。

4.コンセプトムービーの事例

コンセプトムービーが、どのような動画なのかいまいちイメージが掴めない方も少なくないと思います。ここでは、実際の企業によるコンセプトムービーの事例をいくつか紹介します。※2023年9月におけるYouTubeからの選出です

株式会社星野リゾート

【公式】星のや京都|ブランドムービー「水辺の私邸で時を忘れる」

国内外に56のリゾート施設を展開する「株式会社星野リゾート」の、ラグジュアリーホテル「星のや京都」のブランドムービーです。ブランドサイトにも掲載されているコンセプト「現代を休む日」を視覚化するために、非日常的な時間が漂う美しい景色や宿泊施設の様子を描いています。さらに、BGMには水が流れる音や風鈴の音など、心を癒す音を採用している点もポイントです。「今日は一日のんびりしようを設計しました」というキャッチコピーとともに、視聴者の旅情を誘う作りになっています。

株式会社八幡自動車商会

八幡自動車商会 新卒採用 社員インタビュー

株式会社八幡自動車商会は、日本で初めてランボルギーニを車検した職人へのインタビューをアップしています。インタビューでは、仕事で苦労したエピソードや、それを乗り越えた達成感など、リアルな様子が語られています。動画を通じて、仕事に対する熱意や強いこだわりを感じられるため、求職者とのイメージのギャップを埋めるのにも役立っています。

株式会社上毛新聞社

【採用動画】上毛新聞社「3年後の未来」~新卒向け採用動画

株式会社上毛新聞社では、入社3年目の社員の1日に密着したインタビュー動画を公開しています。社員の実際のタイムスケジュールを見せることで、入社後を具体的にイメージしやすくなっています。また、オフィスの様子や業務内容なども紹介しており、多面的に仕事内容が理解できます。さらに、インタビューには、密着対象の社員だけでなく、上司や同僚なども映すことで、職場の雰囲気も伝わりやすくなっています。

ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社

ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社が開発したオーディオ製品のコンセプト動画です。この動画では、「Music Bridges Us(音楽は私たちに橋を架ける)」というブランドコンセプトに基づいて、クラシックの本場であるドイツ・ベルリンで撮影を行っています。プロのヴァイオリニストRay Chen(レイ・チェン)氏による圧巻の演奏シーンと、アーティストとリスナーに寄り添うブランドビジョンが描かれています。

5.コンセプトを動画化し効果的なブランディングに

今回は、コンセプトムービーのメリットや制作のポイントについてお伝えしました。コンセプトムービーを制作することで、言葉では伝わりきらない抽象的な概念を適切に伝えられれば活用の幅が広がります。ブランディングやマーケティングにも効果があるコンセプトムービー。ですが、コンセプトムービーを自社で内製するのは、クオリティ面で難しいともいえます。映像制作会社に予算等も相談し映像制作を進めてみてはいかがでしょうか。

6.Q&A

Q.コンセプトムービーは、どこで活用することができますか?

A.コンセプトムービーの配信先には、以下のようなものが挙げられます。

  • 自社サイト
  • YouTube
  • Instagram
  • 各種SNSでの広告配信(インストリーム広告、アウトストリーム広告)

また、企業説明会や展示会などのシーンでも利用できます。

Q.コンセプトムービーの種類にはどのようなものがありますか?

A.人気なものには、「インタビュー形式」や「ドラマ形式」、「CG」、「アニメーション」などがあります。
コンセプトや動画を制作する内容と目的に沿って、最適な種類を選びましょう。

Q.コンセプトムービーの制作を外注した場合の費用相場が知りたいです。

A.動画の種類や尺によっても金額に大きく幅があります。
またコンセプトムービーはある程度のクオリティが求められることから、一般的には50〜300万円程度が相場です。

Q.コンセプトムービーの制作スケジュールの目安はどれくらいですか?

A.企画・構成から起算して、およそ2~4ヵ月程度が目安のスケジュールとなります。
また、短納期を希望する場合は、別途追加費用が発生する可能性もあります。そのため、動画を使用したい時期から逆算して、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

Q.コンセプトムービーを制作会社に依頼する場合は、なにを基準に選べば良いですか?

A.制作会社によって、実写、CG、アニメーションなど得意分野は異なります。そのため、まずは各制作会社の得意分野や技術などを確認して選びましょう。
制作会社のホームページから過去の制作事例をチェックすることをおすすめします。自社が制作したいコンセプトムービーのイメージにマッチした動画を制作できる会社を選ぶことで制作後「思っていたのと違う…」ということを防ぐことができます。気になったいくつかの会社から見積もりを取り、比較検討してみるのもよいでしょう。

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