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更新日: YouTuberタイアップ動画は企業にとってメリット?制作費用や注意点など

YouTuberタイアップとは、企業がチャンネル登録者数の多いYouTuberに依頼して、商品やサービスを紹介する動画の制作と投稿を依頼することを指します。自社製品やサービスの認知拡大に向けた施策として、YouTuberとのタイアップを行なう企業が増えています。さまざまなメリットが期待できる一方で、いくつかデメリットもあるため、制作時には両方を比較した上で判断することが大切です。今回は成功事例をもとに、YouTuberタイアップの概要やメリット・デメリット、費用や具体的な事例などを解説します。

1.YouTuberタイアップの事例

まずは事例から見てみましょう。実際にYouTuberとタイアップした事例をジャンルごとに紹介します。これらをもとに、タイアップの効果や費用、制作時のポイントなどを解説していきます。

①【企画系YouTuber】超十代チャンネル×高速バスドットコム

10代の若者達がさまざまな企画に挑戦する「超十代チャンネル」と、高速バスの検索・予約ができるサイト「高速バスドットコム」のタイアップ動画です。動画の内容は、「サービスエリアのフードコートで売上TOP3のメニューを当てないと昼食抜き」という企画です。若者ならではのフレッシュさや快活さが全面に出ており、楽しそうな「体験」が伝わる内容になっています。

②【ダイエット系YouTuber】さくまみおの美ボディ研究部×shareMe

美ボディを目指す方法を紹介するYouTubeチャンネルと、モリンガ商品販売ブランド「shareMe」とのタイアップ動画です。さくまみおの美ボディ研究部では、視聴者の疑問やお悩みを解決する動画を中心に発信しています。データなどを用いて論理的に解説することもあり、説得力のある内容が特徴的です。
動画では「モリンガプロテイン」を紹介しており、ほかのプロテインとの違いや、よくあるプロテインの疑問などを網羅した内容になっています。まるで友達とおしゃべりしているかのような、親しみやすい語り口も魅力の一つといえます。「本当に良かったものしかPRしない」というこだわりがあり、絶大な信頼を寄せられているさくまみおさんだからこそ、好意的なコメントが多く見受けられました。

③【料理系YouTuber】気まぐれクック×アサヒビール株式会社

料理やアウトドア系の動画を発信している「気まぐれクック」とアサヒビール株式会社のタイアップ動画です。「気まぐれクック」のかねこさんが、アサヒビールを好んで飲んでいたことがきっかけで、タイアップ企画が実現しました。
YouTuberによっては、PRしたい商品やサービスをすでに愛用している場合があります。もともと商品やサービスを愛用していたYouTuberであれば、商品やサービスの良さもよくわかっているため、不自然なPR動画として視聴者に違和感を与えることが少ないでしょう。そのため、すでに自社の商品・サービスを好んで利用しているYouTuberがいた場合は、タイアップを提案することも1つの方法です。

④【美容系YouTuber】ゆうこすモテちゃんねる×ロレアル パリ

モテクリエイター・実業家として活躍するゆうこすさんとロレアル パリとのタイアップ動画です。ゆうこすさんのナイトルーティン動画内で、ロレアル パリのトリートメント「ロレアル パリ ウォータートリートメント」を紹介しています。モテクリエイターとして絶大な信頼と支持を得るゆうこすさんが紹介するからこそ、説得力のある動画になっています。実際に動画には「ゆうこすちゃんのおすすめなら間違いない」「この動画を観て買いました」というコメントが寄せられています。

⑤【レビュー系YouTuber】カズチャンネル×京セラ株式会社

商品のレビュー動画や日常を発信している「カズチャンネル」と京セラ株式会社のタイアップ動画です。明るいキャラクターと独特の訛りで大人気のカズさんが、京セラが展開しているセラミックのフライパンを用いてシャケのムニエルを作る動画です。実際にフライパンでシャケを焼いている様子や、フライパンの効果的な使い方を解説しており、「使ってみたい」「カズさんの笑顔がいい」など好意的なコメントが寄せられています。

2.YouTuberタイアップのメリット

YouTuberとタイアップするメリットは、主に6つあります。それぞれ解説していきます。

認知拡大ができる

メリットの1つ目は、認知拡大に効果的であることです。YouTuber自身のチャンネルで紹介するため、これまで企業の商品やサービスの存在を知らなかったユーザーに興味を持ってもらえるチャンスがあります。有名なYouTuberであればあるほど登録者数・視聴数は増えるため、短期間で認知拡大につなげることが可能です。

ブランディングにつながる

メリットの2つ目は、企業のブランディングにつなげられることです。例えば、起用したYouTuberのイメージが「おだやかで誠実」なのであれば、企業のイメージもそのようにイメージされます。また、YouTuberを通じてユーザーに商品やサービスをアピールできるため、そのYouTuberの人気や信頼感がプラスされるでしょう。

ターゲティングがしやすい

メリットの3つ目は、ターゲティングがしやすいことです。チャンネルのターゲット層は、投稿している動画の内容でおおよそ予想できるからです。たとえば20代の美容・コスメ系YouTuberの視聴者は同年代の美容に興味のある女性、40代のガジェット系YouTuberの視聴者はお金を使う習慣のあるビジネスマンであることが予想できます。仮にチャンネル登録者数が少なかったとしても、ある分野に特化した内容のチャンネルであれば、熱狂的なファンを抱えている可能性が高いです。この場合、熱狂的なファンは「この人が関わっている商品ならば」と購買につながる可能性が高まるでしょう。そのため、自社がターゲットにしたい層を多く抱えているYouTuberとタイアップすることで、狙ったユーザーに向けてダイレクトにアピールが可能です。

広告色が緩和される

メリットの4つ目は、広告色が緩和されることです。YouTuberが制作する動画は一般的な広告と比較してコンテンツ性が強く親近感があり、ユーザーの興味を引きやすいからです。一般的な動画広告は淡々とPRするため、「広告」という先入観を持って視聴する傾向にあります。しかし、YouTuberとのタイアップ動画の場合、YouTuberが第三者目線でエンタメ性も交えて紹介することで、広告色を薄め、購買意欲を自然にかきたてる効果が期待できます。
しかしながら、あくまでも「プロモーションを含むコンテンツ」であることを表示する必要はありますので注意しましょう。

臨場感のあるPRにできる

メリットの5つ目は、臨場感のあるPRができることです。第三者目線でのレビューや、サービスや商品を体験している様子は一般的な広告よりもリアル感があるからです。またYouTuber独自の企画やクリエイティブ性によって様々な角度から商品・サービスのアピールが可能になります。これらのことから、ユーザーの共感を生み出しやすいうえ、多角的なアプローチによる商品・サービス紹介によってより魅力を引き出すこともできるでしょう。

長期的な宣伝効果が見込める

メリットの6つ目は、長期的な宣伝効果が期待できることです。Youtuberとのタイアップ動画は、Youtuberがチャンネルを閉鎖したり、動画を削除したりしない限り、Youtube上にコンテンツとして残り続けます。契約期間にもよりますが、時間が経過した動画であっても、新規ファンがさかのぼって視聴してくれる可能性があるといえます。公開期間などは契約書に盛り込んでおきましょう。

3.YouTuberタイアップのデメリット

YouTuberとのタイアップは、メリットばかりではありません。いくつかデメリットもあるため、リスクも考慮しておく必要があります。ここでは、タイアップのデメリットを4つ解説していきます。

YouTuberの炎上

デメリットの1つ目は、炎上するリスクがあることです。YouTuberのふとした発言や表現が引き金となり、視聴者に誤解を招く内容になったり、炎上する可能性はゼロではありません。チャンネル登録者数や再生回数が多いYouTuberであったとしても、中にはたびたび炎上していたり、アンチが多かったりなどのケースもあります。炎上してしまうと企業のイメージを大幅に下げてしまうことにつながるでしょう。数字だけに注目するのではなく、ファンの民度や、YouTuber自身の日頃の発言などを事前によく調査して選定することが大切です。

YouTuberのスキャンダル

デメリットの2つ目は、YouTuberのスキャンダルによる影響を受ける可能性があることです。タイアップ動画そのものが炎上しなくても、タイアップ後にスキャンダルが発覚して炎上し、飛び火する可能性もあります。「こんなYouTuberと組んでいるということは、この企業も悪質に違いない」などといった印象を視聴者が持つ可能性もあり、結果として炎上につながり商品やサービス、企業イメージにまで悪影響が及んでしまう危険性も考慮しておきましょう。

企業の想像通りの動画にならないことも

デメリットの3つ目は、企業のイメージ通りの動画にならない場合があることです。またYouTuberの人気や影響力、動画の制作スキルなどによって大きく左右されるため、必ず成果が得られるとは限りません。契約の際に、企業側からの修正は何回入れるか、他社製品は映さない、NGワードなど、細かな取り決めをしておくことも重要です。また、動画のクオリティを担保するためにも、タイアップするYouTuberの選定は慎重に選ぶ必要があります。
このリスクを回避するための策としては制作会社が制作に携わり、YouTuberは出演と投稿のみのタイアップにとどめることも手段のひとつです。企画から撮影、編集までプロの手で行われるため、高いクオリティの動画が期待できますが、そのYouTuberらしさが軽減されるといったデメリットもあります。

4.YouTuberタイアップの費用相場

タイアップの費用相場は、1案件あたり数万円から数百万円までかなりの幅があります。チャンネル登録者数や企画内容、動画時間などで価格が変動するからです。
具体的には、「チャンネル登録者数×2円〜5円」または「平均視聴回数×2円〜10円」が目安とされています。たとえばチャンネル登録者数×2円〜5円の場合、チャンネル登録者が10万人であれば、10万人×2円〜5円=20万円〜50万円程度です。平均視聴回数×2円〜10円の場合、平均視聴回数が30万回の場合、30万回×2円〜10円=60万円〜300万円が目安です。具体的な費用は実際に企画・交渉してみないとわからないため、あくまで参考程度にしておきましょう。

5.YouTuberタイアップ動画制作時のポイントと注意点

YouTuberとタイアップした動画制作を行なう場合は、気を付けたいポイントが4つあります。

ターゲットを明確にし、キャスティングを行う

まずどのユーザー層に向けて発信するのか明確にしましょう。ターゲットが明確になれば、YouTuberのキャスティングがしやすくなります。ターゲット層が合っていないと動画の効果が思うように得られない可能性があるため、依頼候補のYouTuberのファン層を把握しておくことは大変重要です。
事例で考えると、女性をターゲットにした美容系の商品・サービスのタイアップでは、②「さくまみおの美ボディ研究部×ShereMe」と④「ゆうこすモテチャンネル×ロレアルパリ」です。
どちらも女性人気の高いYouTuberであるため、紹介する商品・サービスとチャンネルのターゲットが一致しており、効果的なタイアップと言えるでしょう。

商品とYouTuber・企画内容がマッチしたものにする

企業の商品やサービスと、YouTuberのチャンネルの雰囲気が合っているか入念に調査しておきましょう。ここでミスマッチが起こると、企画や制作が難航してしまったり、炎上したりするリスクがあります。特にチャンネルと動画の雰囲気が乖離し過ぎてしまうと、YouTuberのオリジナル性が無くなり、広告色も出てしまうため視聴率低下のおそれもあります。
事例③「気まぐれクック×アサヒビール株式会社」では、魚を捌いて食べる企画を中心に行うチャンネルでビールを紹介しています。出来立ての料理にビールを組み合わせ、どちらも美味しそうに食べている姿が映されるため、商品の魅力をしっかりと引き出せているでしょう。

炎上やスキャンダルのリスク

思わぬ炎上やスキャンダルに巻き込まれる可能性があるため、しっかり対策を講じておくことが大切です。動画内容のチェックは複数人で行ない、誤解を生む内容になっていないかよく吟味しましょう。また、YouTuberの事前調査をしておく必要があります。これまで炎上経験が無いYouTuberであっても、何が火種になるかはわかりません。もし炎上してしまった際の対応マニュアルも整備しておくと安心です。

ステルスマーケティングにならないようにする

ステルスマーケティングによる炎上リスクを回避するため、動画と概要欄に宣伝動画であることを必ず明記しましょう。ステルスマーケティングとは、企業から報酬を受け取っているにもかかわらず、PRだと明記せずに商品やサービスを紹介することです。2023年10月1日以降、ステルスマーケティングは景品表示法違反となり、違反すると広告主が罰せられます。画面上に視聴開始から10秒程度「プロモーションを含みます」と表示できるため、必ずYouTuberに設定するよう依頼する必要があります。ステルスマーケティングにより企業・YouTuber双方の信用を失いかねませんので、しっかりとした対策を行いましょう。

6.YouTuberタイアップで魅力的なPR動画にしよう

YouTuberとのタイアップは、YouTuberを通じて商品やサービスの魅力をダイレクトに伝えられるのが魅力です。宣伝したい商品・サービスと、YouTuberのキャスティングがマッチしていれば、宣伝効果が期待できます。ただしデメリットも存在するため、やみくもにPRするのはかえって大きなリスクにつながりかねません。
今回解説したポイントを参考にして、効果的な宣伝にお役立てください。また、広告代理店や制作会社を介してタイアップを行うことで、スムーズな制作とクオリティの高い動画にすることができます。より効果を発揮するためにも、制作会社への相談を検討してみるのも良いでしょう。

7.Q&A

Q.タイアップ動画はどんな効果がありますか?

A.認知拡大効果・購買意欲向上効果・ブランディング効果が期待できます。効果を最大限に発揮するには、目的を明確にし、YouTuberの相性を考慮することが大切です。また、効果測定でタイアップの効果を検証し、必要に応じて対策を講じることも欠かせません。

Q.タイアップ動画が炎上した場合、どうしたらいいですか?

A.まず、炎上の原因を把握する必要があります。炎上の原因を把握することで、適切な対応を検討できます。炎上の原因が企業やYouTuberの責任である場合は、謝罪・説明を行なう必要があります。謝罪・説明は、炎上を収束させるための第一歩となるため、誠実な対応を心がけましょう。

Q.YouTuberにタイアップ動画を依頼するといくらぐらいかかりますか?

A.1案件あたり数万円から数百万円程度です。多くのケースで、「チャンネル登録者数×2円〜5円」または「平均視聴回数×2円〜10円」が目安とされています。あくまでも金額は目安であり、YouTuberとの交渉や企画次第で変動があることを念頭に置いておきましょう。

Q.タイアップするYouTuberを選ぶときのポイントはなんですか?

A.以下を意識して選びましょう。

  • 宣伝内容とYouTuberのターゲット層とマッチしているか
  • 過去に問題発言や炎上した経歴はないか
  • コメント欄は荒れていないか(執拗なアンチはいないか)

Q.タイアップしたいYouTuberの依頼方法を教えてください。

A.主な依頼方法は以下のとおりです。

  1. YouTuberマッチングプラットフォームを通じて依頼する
  2. キャスティング会社を経由して依頼する
  3. YouTuber事務所に依頼する(所属していない場合は直接)

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